■2023.01.30 CBCテレビ
ドラゴンズ4番候補に石川昂弥を予想、山田久志が語るチームの課題とは
立て直しのための課題
そして3つ目のポイント「チーム立て直し」について。
「課題はね、得点力、長打力って言われているこのチームが、さて、どんな人たちがレギュラーを張るのかがまだ見えてこないこと」
強かった落合博満監督時代は、タイロン・ウッズ選手、トニ・ブランコ選手、中村紀洋選手、和田一浩選手という20~30本を見込めるホームランバッターがいました。
「彼らがホームランで試合を変えてくれていた。だから優勝できたんですよ。今はそういう人がいないから低迷なんですよ」
石川への求め過ぎ注意
近年バンテリンドームへのホームランテラス設置について時々話題に上がりますが、落合監督時代と球場は同じ。打てないドラゴンズの原因、実は球場の問題ではなく人に問題があるようです。
「今年立浪監督は、石川を四番候補として勝負にかけると思う。これは良し。でも、そこで30本打って来いは酷過ぎる。3億、4億でも金を使って30本打てるやつを探して来いってことですよ」
中日が昨年11月に契約したアリスティデス・アキーノ選手は、1年契約で推定年俸1億6600万円プラス出来高とのこと。ホームラン30本を期待したいところです。
魅力あるチームにするには?
昨シーズンのドラゴンズで規定打席に到達した選手は、大島、ビシエド、岡林、阿部寿樹、木下拓哉の5人。70試合以上出場した控え選手は、退団したアリエル・マルティネス、溝脇隼人、高橋周平の3人だけ。
全体的に怪我も多く、主力がダメならもうダメという状態でした。つまり他のチームに比べて選手層が薄く、バックアップ選手がいないのが欠点です。今シーズンのドラゴンズ、どうすればいいのでしょうか?
「打てる外国人を取って来て4番を据える。そして、石川だとか鵜飼、岡林が成績を残してくれたら、今度は、やつらがあのくらいやるなら俺もやれるっていう選手が出てくる。ドラゴンズは、やりようによっては魅力あるチームになるんだよ」
若手の台頭がチームを変えるという山田さんでした。
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山田久志さん「ドラゴンズのね、中日の球団関係者が聞いていたらね、ちょっと参考にしてほしいなと思うな。ここの球場は、バンテリンドームは…」
中日・立浪和義監督就任時の戦力補強、呼びたかったコーチングスタッフ… 山田久志さんが球団幹部に言ったものの…立浪和義監督のやりたかったことは「やっぱりほとんどできていない」
「打てる外国人」の存在が不可欠と語ります。