■2023.01.18 中日スポーツ
[ドラニュース]中日新人・田中幹也 難病で大腸全摘の末につかんだ夢「諦めずに」 地元中学で講演#ドラゴンズhttps://t.co/34piVEakf1
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〔ちょい見せトーチュウ 1/18〕1面#ドラフト6位 田中が名古屋市内の中学校で講演。国指定の難病「潰瘍性大腸炎」を乗り越えた苦労人が「夢をあきらめないで」と不屈の心を伝えた。#中日ドラゴンズ #田中幹也 #亜大 #東京中日スポーツ はWEB購入できます↓https://t.co/LHAA3LRpVa pic.twitter.com/IZzZgwJBA0
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■2023.01.18 中日スポーツ
中日新人・田中幹也 難病で大腸全摘の末につかんだ夢「諦めずに」 名古屋市の中学で講演
講演の依頼を受けてから約1週間、田中は自身と向き合っていた。無限の可能性を秘めた中学生に伝えることは―。携帯に打ち込んだメモを確認して壇上へ。生徒と向き合うと、真っすぐにメッセージを届けた。
「皆さんに伝えたいのは、夢を諦めないことと、仲間や友だちを大切にすること。今できることを精いっぱい頑張ってください」
過酷な道のりを歩んだからこそ言葉に重みがある。亜大3年夏、スズメバチに刺されて病院に行ったことがきっかけで「潰瘍性大腸炎」を患っていたことが分かった。原因不明で確たる治療法はない病。下痢や血便、さらには高熱が引かない状況が続いた。「先が見えないリハビリ。もう野球は無理かもしれない」。小学2年で野球を始めてから抱いてきたプロの夢。それすら考えられない瞬間もあった。
プロどころか、野球を断念することまでも迫られた田中に、再び目標を与えてくれたのは仲間の存在。闘病期間中、亜大のチームメートが替え歌の動画やメッセージがびっしりと書き込まれた色紙を送ってくれた。「無理かもしれないけど、もう一度頑張ろう。この1年に懸けよう」。チームの輪に戻るために、不安を乗り越えて受けた大腸全摘術は成功。術後のリハビリを乗り越え、最終的にはプロの扉をこじ開けた。
真剣に耳を傾ける生徒に伝えたのは「諦めずに前に進めば、道は開ける」。1年前、野球はおろか体を動かすことすらやっとだった自分が今、プロ野球選手として壇上に立つ姿で示したかった。
昨年10月のドラフト会議当日に放送された特番を見た桜丘中の教諭が、田中の姿に感銘を受けたことから実現した講演会。生徒たちからはさまざまな質問も寄せられた。
「今季の目標は」と尋ねられると「新人王」と即答。元気いっぱいの中学生から「パワーをもらえました!」と笑顔を見せた。
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中日ドラフト6位・田中幹也「みんな元気でパワーもらいました!」
中日ドラフト6位・田中幹也、春季キャンプへの意気込みを語る
自身の経験も踏まえてメッセージを届けました。