2006年の中日優勝決定戦、岩瀬仁紀さんは初めて川上憲伸さんに弱音を吐いていた！？

■2020.04.26 サンデードラゴンズ

『レジェンド2人が選ぶ歴代助っ人外国人トップ3』

江田アナ：
今週は助っ人外国人を特集している「アナうんちく」ですけど、

立浪さんの2位の発表ですが岩瀬さんの1位も同じ選手でした。一体誰でしょう？

─立浪和義の第2位、岩瀬仁紀の第1位は！？

岩瀬：
もともと横浜にいたんですけど、

ドラゴンズに来ることになって「あっ！助かった」って思いました（笑）


広いナゴヤドームですけど関係なくホームランを量産してくれましたから、

そういった意味では本当に頼れる外国人かなと。

タイロン・ウッズですかね、やっぱり。


─ドラゴンズに在籍した4年間で155本のホームランを放った、歴代助っ人最強クラスのパワーヒッターだ。ウッズで最も印象の強い試合の1つが2006年10月10日のジャイアンツ戦。勝てばドラゴンズの優勝が決まるこの試合は3-3の同点のまま延長までもつれ込む展開となった。迎えた最後の攻撃12回の表、満塁の場面で打席にはタイロン・ウッズ。優勝を決めるグランドスラム！ これがシーズン47本目のホームラン。

─この年、ホームラン王と打点王の2冠を獲得した。しかしこの試合で岩瀬は…

岩瀬：
僕、初めて（川上）憲伸に弱音を吐きました。


─いったい何故？スタジオで明らかに！

江田アナ：
はい、ということで立浪さんの選んだ第2位と岩瀬さんの第1位はウッズ選手でしたけども、

VTRにもありました、ウッズ選手の満塁ホームランのあと、

岩瀬さんだけは「僕はまだ12回裏があるんだけど…」というふうに話していました。


若狭アナ：
そうか、これ9-3くらいになったんですよね。

江田アナ：
そうなんです。

6点差、さらにあの後1点入ったんですけども、

立浪さんはもう優勝したと思っていましたよね？

立浪：
いやもう6点差ですよね。

全然、余裕だと（笑）


若狭アナ：
みんなそうだったんだ、やっぱり（笑）

江田アナ：
ただね、岩瀬さんクローザーですからもうひと仕事残ってるってことで、

このあたりらしさが出ますけども。


※
福留、勝ち越しタイムリー +1


T・ウッズ、満塁ホームラン +4　球場中が中日優勝を確信
岩瀬「僕はまだ12回裏があるんだけど…」


奈良原、追加点タイムリー +1


中日セリーグ優勝！