■2022.10.19 NHK名古屋(@nhk_chubu)さん / Twitter
【特集】元スカウトにあれこれ聞いてみた
いよいよ #ドラフト会議
いかにいい選手を獲得できるか、各球団のスカウトの腕の見せどころ。
スカウトは選手のどんなところを見て評価している? 最近の選手をどう見ている?
中日一筋38年の元スカウトに”あれこれ”聞いてみました。
【特集】元スカウトにあれこれ聞いてみた
いよいよ #ドラフト会議
いかにいい選手を獲得できるか、各球団のスカウトの腕の見せどころ。
スカウトは選手のどんなところを見て評価している? 最近の選手をどう見ている?
中日一筋38年の元スカウトに”あれこれ”聞いてみました。
【特集】元スカウトにあれこれ聞いてみた
— NHK名古屋 (@nhk_chubu) October 19, 2022
いよいよ #ドラフト会議
いかにいい選手を獲得できるか、各球団のスカウトの腕の見せどころ。
スカウトは選手のどんなところを見て評価している? 最近の選手をどう見ている?
中日一筋38年の元スカウトに”あれこれ”聞いてみました。https://t.co/T7Llpuxx4A
■2022.10.19 NHK名古屋放送局ブログ|NHKブログ
ドラフト会議2022 元スカウトにあれこれ聞いてみた
お話をしていただいたのは、中田宗男さん。去年まで38年にわたり中日一筋のスカウトマンとしてチームを支えてきた。
長いスカウト歴で中田さんは、中日の立浪和義監督や、今中慎二投手、さらに、今シーズンかぎりで引退した福留孝介選手など、幾多の大物選手を担当してきた。中田さんはいま名前をあげた選手に共通点があると語る。
中田さん
「その選手のプレーを見たくなる、というような気持ちになるんです。そう思わせる選手はプロに入っても間違いないですね。はっきり申し上げて、そんなにそういう思いになる選手は多くない。福留君のときは、自分自身がファンのような感じで(試合や練習を)見に行きましたね」
このほか中田さんが「見たい」と思った選手には、当時PL学園の清原和博さんや星稜高校の松井秀喜さんなど、名だたる選手ばかり。スカウティングはフィーリングも大切のようだ。
スカウトの視点①細かいところまで
毎年この時期になると、「世代最強」「即戦力」「最速○○○キロ」「通算○○ホームラン」などと心躍る文字や数字が紙面やネット記事に並ぶ。当然それは選手が積み上げてきた実績で、もちろん大事な1つの評価軸になる。それでも意外と細かいところまで見ていて、中には評価の比重が高いものあるという。
中田さん
「内野手であれば、当然触塁(打ったバッターがベースを踏むこと)ですね。ベースをちゃんと踏んだか、(走りながらでも)ぱっと確認できるかどうか。全体的に野手の場合は視野をいいタイミングで広げることができるかを見ますね。あと最近、特に厳しいのが投手のクイック(モーションの速さ)ですね。これができるかどうか。今これはすごく(評価の)比重が大きいんですよ」
スカウトの視点②ミスしても…
そしてもちろん、野球をする上での姿勢もしっかり見ている。
中田さん
「打者だと、ポンと打ち上げたりすると、打球を見てしまって全力疾走を怠る場合があるんです。野手が落球するかもわかりませんよね。打ち損なったときに、すぐ切り替えて全力疾走ができるのか、そういうのも見てますね。諦めずに全力プレーできるかです。外野手とか内野手にしても、ボールをはじいたり、ミスした後にいかにして次の塁に行かせないとか、逆に次の塁を狙った選手をいかにしてアウトにするか。次のプレーの切り替えができるかどうかこれはすごく重要なポイントです」
このほかカバーリングも大事とのこと。野球をやる上でやるべき当たり前のことをしっかりできているかを、きっちり見ているようだ。
スカウトの視点③大きさより使い方
プロ野球選手は大概ががっしりした選手が多い。プロになる逸材を見つけるために、体の大きさも重要だが、今はもっと重要なポイントがあるという。
中田さん
「昔はね、投手であるならばおしりの大きい人がいいとか、下半身が方ががっしりしていたほうがいいとかいろいろあった。でも今はね、すべて当てはまらないんですね。シャープな体つきでも非常にパワーのある選手もいます。体の使い方がうまいことは特に重要です。今の選手は体の使い方が上手ですよね」
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元中日スカウト・中田宗男さん、高橋宏斗投手については「本当に1年目は結構、心配したんです」 → しかし…
元中日スカウト・中田宗男さんが「ショック」だったこと
プレー自体はもちろん、それ以外の部分でも細かく見ているようですねぇ。