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DeNA&西武の戦力の「穴」は? ドラフト指名ポイントをデータで可視化
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中日&日本ハムの戦力の「穴」は? ドラフト指名ポイントをデータで可視化
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■2022.09.21 スポーツナビ
中日&日本ハムの戦力の「穴」は? ドラフト指名ポイントをデータで可視化
選手評価は、野手の打撃でwRAA(Weighted Runs Above Average)、守備ではUZR(Ultimate Zone Rating)、投手はRSAA(Runs Saved Above Average)という指標を用いている。いずれもリーグ内の平均的な選手と比較して、打撃・守備・投球でどれだけ得失点に貢献しているかを示した指標であり、本稿ではそれぞれ同一ポジションの平均的な選手と比較している。なお、RSAAの計算式で使用される失点率は実際のものではなく、守備の影響を排除したtRA(True Run Average)を使用している。
また後述の選手名とポジションがマッピングされている画像の円は、橙色が得失点貢献でプラス、青色は逆にマイナスであり、円のサイズは数値の絶対値の大きさを示している。橙色の円が大きいほど貢献度が高いことを表す。
…
状況に合わせた野手中心の指名
昨季は5位に終わった中日。その原因が、慢性的な得点力不足にあることは衆目の一致するところだろう。昨年の状況を見ると柳裕也、大野雄大らの先発陣、絶対的守護神R.マルティネスを擁する救援陣や木下拓哉が活躍した捕手はポジティブな要素ではあるものの、守備力の高い京田陽太が守る遊撃やビシエドのいる一塁で平均レベル、その他の二塁、三塁、外野の得失点貢献は大幅にマイナスで弱点となっていた。またレギュラー格の選手にベテランが多く、世代交代の起爆剤を期待された2018年ドラフト1位指名の根尾昂も定位置を確保するような活躍を見せられていない状況で、若い選手による攻撃力不足の解消が中日の至上命題ともいえる状態だった。
この状況下で21年ドラフトでは、身体能力が高くパワーとスピードでの貢献が期待できる上武大のブライト健太を1位指名。さらに大学屈指のスラッガーである鵜飼航丞を2位で指名するなど指名の多くを野手で固めた。これらの選手や先述の根尾、19年1位指名の石川昂弥ら有望な野手の成長と活躍で、打撃力向上を狙っていることがうかがえる指名だった。
若手台頭も野手指名の方向継続か
データは2022年9月13日終了時点
迎えた22年シーズンもトータルでマイナスになっているポジションが大半を占め、一気に好転とはならなかったものの、青い円が小さくなっていることからもわかるようにリーグの平均レベルに近づいている。その中で最もポジティブな要素として挙げられるのが、19年ドラフト5位指名の岡林勇希がレギュラーに定着したことだろう。3割近い打率と二桁盗塁をマークしている俊足でベテランの大島とともに上位打線を形成し、ライトやセンターで高い守備力を発揮していて、もはやチームに不可欠な存在となった。他にも内野では石川昂、外野では鵜飼がプロ初ホームランを放つなど、着実に若手の芽が出つつある。一方で21年と比較して木下の打棒が振るわず、京田が打撃不振などで出場機会を減らした関係で特に遊撃にも新戦力の台頭が待たれる状況となった。
強みである投手陣では20年ドラフト1位の高橋宏斗の活躍がめざましい。速球とスプリットで三振の山を築いている右腕は、もはや大野雄、柳、小笠原慎之介と並んで先発ローテーションの中心と呼んで差し支えないだろう。他にも20年育成2位から5月に支配下登録された上田洸太朗も少ない一軍の先発機会で試合をつくり、アピールを続けている。また根尾が一軍のマウンドで150キロ以上の速球を投げ込むなど、大阪桐蔭高時代に投手としても活躍した実力をプロの舞台でも示したことを受けて、投手登録に変更された。投手陣に関しては現在の主力から次世代の選手まで不安要素の少ないポジションといえる。
現状をまとめるとチームの課題は21年とほとんど変わっておらず、主力を任せるに足る能力、特に長打力を備えた野手である。きたる22年のドラフトでは引き続き懸案事項の攻撃力改善のために、バッティングで評価の高い野手中心の指名になる可能性が高そうだ。
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攻撃面での課題改善のために強打の野手の指名も必要になってきそうです。