■2202.05.27 中日スポーツ
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〔ちょい見せトーチュウ 5/27〕2面
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「#渋谷真記者 #龍の背に乗って」。福留26打席目で今季初安打。苦しむ大ベテランの姿、14年前の代打の切り札・立浪和義と重なる。#中日ドラゴンズ #東京中日スポーツ はWEB購入できます↓https://t.co/LHAA3LzOwA pic.twitter.com/KAVU0HeRt0
■2202.05.27 中日スポーツ
ベテランが苦しむ姿に“14年前の記憶”…立浪監督の腹案にあった『福留兼任コーチ』見送りの英断は自分の経験から
08年5月8日。立浪和義は実に20度目の代打起用で、ようやくシーズン初安打を打った。
「ウチのチームに欠かせない選手は外さないよ。本人が音を上げるまで使うさ」。当時の落合監督の言葉である。14年がたち、今度は立浪監督が福留を使う。
「最後よく粘って一本出たんで、いい形になってくれればなと」
結果が伴わないベテランの起用は、風当たりが強い。それでも変わらず福留を打席に送り続けたのは決して温情ではない。技術と経験がモノを言う役目だと、知っている人間だからこその起用なのだ。
重なる14年前の立浪と今の福留には、大きな違いがある。それは当時の立浪が兼任コーチ初年度だったこと。実は立浪監督の腹案にも「福留兼任コーチ」があった。迷った末に見送った理由は「やはり負担が大きいでしょ」。肩書がつけば責任も伴う。若手の早出や居残りに付き合っては、準備がおろそかになる。生きたのは自分の経験。福留の苦しみを本当に理解できるのは、立浪監督だけ。そして福留は日々の備えを怠ることなく続けてきた。
「ずっと我慢して使っていただいた。だからどういう状況でも自分のやってきたことを信じて、やるべきことをやろうと。そうじゃない姿を、若い選手に見せたくなかったので」
後進に何かを伝えるのに、肩書は必要ない。兼任案を見送った立浪監督の決断の正しさは、福留のこの言葉にも表れている。
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山田久志さん「ところで立浪監督、福留孝介は元気でやっているの?」
中日・福留孝介選手が“苦しい日々”を振り返る
「福留兼任コーチ」の構想もあったようですねぇ。