■2022.01.29 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
若狭アナ:
やっぱり大島選手は出続けているというのが素晴らしいことだと思うんですよね。
これは岡林選手に12月に聞いた話なんですけれども、
岡林選手、去年も北谷1軍でキャンプスタートだったんです。
そしてちょうどまさに今の時期です。
キャンプ始まる前に「大島選手さんと話をしたい」と思っていたそうなんです。
ただ、大島選手は今年もそうなんですが読谷スタートなんですね。
岡林選手は大島選手を抜きたいと思っている。
ただ、当然、実力差はあると思っている。
何が1番の差か?
当然、技術、メンタルもそうなんですが、「体力」だと!
この「体力」が、
「143試合フルで出る人と、ちょっと出ただけで若いのに、まだ10代なのにすぐに疲れてしまう自分との差はなんだろう?」ということで、
大島選手にどうしても話をしたかったんですが、
大島さんが読谷スタートですからなかなか出会えない。
ただ、例年そうなんですけども、
最後のクールで大島選手は必ず北谷に合流するんですね。
「待っていました!」とばかりに同じ外野を守っているノック中に、
岡林:
大島さん、すみません。
1つ、どうしても大島さんに聞きたいことがあるんですが…。
と。
何かというと、
「きっと、ずっと出続けられている選手というのはシーズン通してのペース配分があるんだろう」と。
例えばキャンプはゆっくり、オープン戦でちょっとキツめ、
そしてシーズン始まっても7割,8割でいって、キツい梅雨の時期とか夏場を踏ん張って最後は駆け抜けるとか、
42.195キロですからペナントレースというのは色々なペース配分があるんだろう、
「それをやっぱり知ることが僕が143試合出る1番のポイントだろう」と思って、
ノック中にですよ、
2人きりになる時間はなかなかないですからね、
部屋の行き来もできませんから。
岡林:
すみません、大島さん。
大島さんはずっとプロの第一線で試合に出続けられています。
1年間を乗り切るペース配分を教えてください!
と。
岡林さん、去年、高卒2年目で思い切って聞いたそうなんですよ!
すると大先輩は、
大島:
はぁ?
って言ったそうです。
大島:
そんなもん最初から全力だよ。
それでくたばっているようだったらダメなんだよ。
全力でやって、限界を知って、限界を乗り切って、
143試合出るんだよ。
ペース配分なんてあるわけないよ。
と。
衝撃を受けたそうです。
「僕は変な質問をしてしまった」と。
ただ、大島選手がそれを知ったのは実は先輩の荒木さんから学んだそうです。
荒木コーチ:
ペース配分なんてねぇよ。
プロっていうのは、特に1軍の試合なんていうのは、
気を抜くような試合なんて1試合もない。
気を抜くような打席なんて1打席もない。
帰ったら寝るしかできない。
それぐらい120%を出し続けて、やっと体力というのはつくんだ。
と。
つまり140、つまり42.195キロをいわば全部、全力で走るくらいで駆け抜けて、やっと体力というのはつくんだよ、というのを知ったそうなんですね。
岡林選手、だからなんでしょう、
去年の秋もそうですし、今年の春、さらに自主トレもですね、
とことん追い込んでいます。
岡林選手のフルスロットルな1シーズン楽しみにしていますし、
それを受けて立つ大島選手の今シーズンも楽しみにしております。
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。今日のゲストは中日ドラゴンズ一軍内野守備走塁コーチの荒木雅博さん!すでに収録済みです。14時台からたっぷりお聞き頂けます。お楽しみに! #スポ音 pic.twitter.com/a5fOESVxKw
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) January 29, 2022
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若狭アナ:
やっぱり大島選手は出続けているというのが素晴らしいことだと思うんですよね。
これは岡林選手に12月に聞いた話なんですけれども、
岡林選手、去年も北谷1軍でキャンプスタートだったんです。
そしてちょうどまさに今の時期です。
キャンプ始まる前に「大島選手さんと話をしたい」と思っていたそうなんです。
ただ、大島選手は今年もそうなんですが読谷スタートなんですね。
岡林選手は大島選手を抜きたいと思っている。
ただ、当然、実力差はあると思っている。
何が1番の差か?
当然、技術、メンタルもそうなんですが、「体力」だと!
この「体力」が、
「143試合フルで出る人と、ちょっと出ただけで若いのに、まだ10代なのにすぐに疲れてしまう自分との差はなんだろう?」ということで、
大島選手にどうしても話をしたかったんですが、
大島さんが読谷スタートですからなかなか出会えない。
ただ、例年そうなんですけども、
最後のクールで大島選手は必ず北谷に合流するんですね。
「待っていました!」とばかりに同じ外野を守っているノック中に、
岡林:
大島さん、すみません。
1つ、どうしても大島さんに聞きたいことがあるんですが…。
と。
何かというと、
「きっと、ずっと出続けられている選手というのはシーズン通してのペース配分があるんだろう」と。
例えばキャンプはゆっくり、オープン戦でちょっとキツめ、
そしてシーズン始まっても7割,8割でいって、キツい梅雨の時期とか夏場を踏ん張って最後は駆け抜けるとか、
42.195キロですからペナントレースというのは色々なペース配分があるんだろう、
「それをやっぱり知ることが僕が143試合出る1番のポイントだろう」と思って、
ノック中にですよ、
2人きりになる時間はなかなかないですからね、
部屋の行き来もできませんから。
岡林:
すみません、大島さん。
大島さんはずっとプロの第一線で試合に出続けられています。
1年間を乗り切るペース配分を教えてください!
と。
岡林さん、去年、高卒2年目で思い切って聞いたそうなんですよ!
すると大先輩は、
大島:
はぁ?
って言ったそうです。
大島:
そんなもん最初から全力だよ。
それでくたばっているようだったらダメなんだよ。
全力でやって、限界を知って、限界を乗り切って、
143試合出るんだよ。
ペース配分なんてあるわけないよ。
と。
衝撃を受けたそうです。
「僕は変な質問をしてしまった」と。
ただ、大島選手がそれを知ったのは実は先輩の荒木さんから学んだそうです。
荒木コーチ:
ペース配分なんてねぇよ。
プロっていうのは、特に1軍の試合なんていうのは、
気を抜くような試合なんて1試合もない。
気を抜くような打席なんて1打席もない。
帰ったら寝るしかできない。
それぐらい120%を出し続けて、やっと体力というのはつくんだ。
と。
つまり140、つまり42.195キロをいわば全部、全力で走るくらいで駆け抜けて、やっと体力というのはつくんだよ、というのを知ったそうなんですね。
岡林選手、だからなんでしょう、
去年の秋もそうですし、今年の春、さらに自主トレもですね、
とことん追い込んでいます。
岡林選手のフルスロットルな1シーズン楽しみにしていますし、
それを受けて立つ大島選手の今シーズンも楽しみにしております。
中日ファン「荒木さんから見た今の岡林くん、どう映っていますか?」 中日・荒木雅博コーチ「物凄く根性のある選手」
中日・立浪和義監督が就任して「岡林に内野練習させてくれ」って言われた時の荒木雅博コーチ「きたっ!!!」
そしてまた誰かに受け継がれていくんでしょうかね。