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川上憲伸さん、2014年開幕投手を告げられた直後に“異変”が…

川上憲伸
川上憲伸

■2026.03.06 RadiChubu-ラジチューブ-

川上憲伸「嬉しくて喉が詰まった」谷繁元信監督に託された最後の開幕戦


川上「『お前、今年頼むよ。スタートね』って。もう喉が詰まったんです。嬉しくて」

喜びの直後に起きた異変
ところが、喜びと同時に思わぬ異変が起きました。プロ野球人生で一度も痛めたことのなかった肘が、突然ロックしてしまったのです。「言われた瞬間に初めてネズミができた」と川上さんは振り返ります。

オープン戦も肘がロックしたまま。腕を振ると肘を痛めてしまう危険があります。トミージョン手術も、しっかり腕が振れている投手がなりやすいそうです。

川上「その年、振れてたんですよ。怪しくなって。ちゅんちゅん肘が鳴いてると思ったんですよ。キャンプ中から違和感はあったんですけど、それを言われた瞬間にガチガチッと固まって」

オープン戦では、この肘の影響で打ち込まれてしまいます。治療を経て投げられるようになったものの、今度はぎっくり腰に見舞われました。

意地で立った開幕マウンド
ぎっくり腰はなかなか治りませんでしたが、それでも川上さんは意地で開幕投手を務めます。広島東洋カープとの開幕戦で、6回あたりまで2対1とリードしていましたが、助っ人外国人のキラ・カアイフエ選手にツーランホームランを打たれ、逆転を許してしまいました。

川上「もうこの時のショック。谷繁さんと目が合って。その試合勝てずに。『谷繁さん、すいませんでした、今日。谷繁さんにウイニングボールを渡すのが夢だったんですけど』って言ったら、『いいよ、そんな気にすんなよ』って」

その声が、かえって胸に迫ったといいます。

今回が7回目の開幕投手で、谷繁さんとバッテリーを組むのは6回目でした。

川上「一番むなしいというかね」

開幕投手が背負う使命
川上さんは、開幕投手としてマウンドに上がる時の心境を明かします。

川上「自分の勝ち星はどうでもいいんですよ」

日本シリーズの第1戦なども同様で、チームの監督がうまく采配できるように持っていくための点差で野球をすることが大切だといいます。

川上「初回は絶対に0点で抑えるんだという思いで、ずっと投げていたんで」

だからこそ、谷繁さんのプレイングマネージャーとしての開幕戦では、采配がうまくいくように支えたかった。それが崩れてしまったことに、「自分がどうこうというより、谷繁さんに申し訳ないことをしてしまった」と振り返ります。

普段は口にしない言葉
試合後、谷繁さんから「俺もショックだった、お前が打たれたのは」という言葉がありました。普段はそうしたことを口にしない谷繁さんだけに、川上さんはプレイングマネージャーとしてのプレッシャーの大きさを感じたといいます。

川上「いい思い出もあったんですけど、最後が一番その思い出でしたね」

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当時のことを振り返りました。

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