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川上憲伸さんが衝撃を受けた、アメリカで見た球が…

川上憲伸
川上憲伸


■2026.01.09 RadiChubu-ラジチューブ-

川上憲伸、アメリカで見た「浮き上がる球」に衝撃。新球種誕生の原点


シュート回転という課題
当時の川上さんはストレートのシュート回転に悩んでいました。右バッターのインコースを狙うと、必要以上に曲がって頭部付近に行ってしまう。2001年シーズン中に横浜ベイスターズの谷繁元信選手にヘルメットへの死球を与えてしまったのも、これが原因でした。

逆に左バッターのインコースを攻めたつもりが真ん中に寄り、長打を浴びてしまうことも。ひどい時は普通のボールになることもあったといいます。

川上「アマチュアだったら良かったんですけど、プロは長打を食らったりとか、球が弱くなるのは良くないので、持っていかれるので」

ワールドシリーズで見た衝撃の球
ちょうどその頃、川上さんはコンディションの問題があり、秋のキャンプ中にアメリカへ2週間ほど渡っていました。リハビリをしながら、ワールドシリーズを見ることができたのです。

当時はニューヨーク・ヤンキースが常に強かった時代。抑えのマリアノ・リベラ投手が毎試合登板していました。

川上「日本では、あんまり見たことない球を投げるわけです」

川上さんが目にしたのは、浮き上がって見える球でした。一緒にリハビリしていた外国人トレーナーに「これって何?」と尋ねると、速い球のストレートとほぼ同じで、少しだけスライダー回転している、1センチ、2センチ動くぐらいの球だと説明されました。

それスライダーじゃなくて?」と聞くと、「全く別物だ」という答えが返ってきたのです。

カート・シリングも投げていた
ちょうどワールドシリーズの対戦カードはヤンキース対アリゾナ・ダイヤモンドバックスでした。ダイヤモンドバックスにはふたりのエースがいました。左の”ビッグユニット”ことランディ・ジョンソン、そして右のカート・シリングです。

川上さんはカート・シリングを見て驚きます。

川上「あれ、同じ球投げてない?という話になって。いや、彼も投げると。えっ、何これ、みんな投げるの?って」

トレーナーからは「アメリカでは普通に投げる」「日本にはないのか?」と逆に聞かれたそうです。

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カットボールの原点です。

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