■2025.12.12 東海ラジオ
『ガッツナイターNext』
…
源石アナ：
采配で矢面に立ったんではないかなと思うのが、
ベイスターズ戦で日本球界に復帰した藤浪晋太郎投手に対して左バッターをズラッと並べた。
あのあたりはどうですか？
井上監督：
これも凄く非難を受けましたね。
いや、特に映像を見ていても、やはりね、
イメージも、うちのバッター陣も凄くボカボカとこうね、
ドッカン、ドッカンとか当てられているというイメージも強かったですし、
まぁ左のほうが、ぶもいいだろうということで、
もう思い切って1回並べたろかという形で僕は決断したんですけども、
あそこでね、ちょっと弱気な部分が僕の中であったとすれば、
もうこれ以上、故障者を出したくないということがあったんですね。
源石アナ：
まぁ、あれは確か夏だったので、
それまでに故障、不調で戦列を離れる選手がドラゴンズに多かった時期ですよね。
井上監督：
いや、いいんですよ。
デッドボールも例えば、その背中にとかね、
ケツにとか、太ももにぐらいやったらいいんですけど、
当たりどころがもし悪くて、グリップの例えば指にとか。
源石アナ：
ちょうどバットのグリップとボールとで指が挟まれるような形で当たると？
井上監督：
とか、ヘルメット付近に来るとか、
そういうのが来ると、もう、その選手が次に打席に立つのは怖くなっちゃいますから。
左バッターに対してそれはないんですよ。
でも右バッターに対して抜けてしまうんですよ。
そのクセがあると思ったので、
一番最初に1軍で投げるという試合がウチのドラゴンズだったんで、
いや、それは「おいおい、俺らのチームが最初かい」と僕も思いましたよ。
他のチームに当ててから2戦目にドラゴンズだったら、
僕は左を並べなかったかもしれない。
でも初戦のドラゴンズというところがみそで、
「一番最初に藤浪を投げさせるのドラゴンズ戦」というの聞いた時に、
「あらぁ、うちかぁ…」、
これ、例えば広島のね、新井監督ならとか、
ジャイアンツもそう、
他の監督ならどうしたのかなという部分もちょっと思いましたけどね。
源石アナ：
そういう時は思わず電話かけて聞いたり？
井上監督：
そんなことはしない（笑）
そんなことしないけど（笑）
そんなことしませんけど、
初戦ということで、ちょっと、その弱気の部分が出たとすれば、
もうこれ以上、故障者は出したくないというのがちょっとありました。
源石アナ：
これ、難しいですよね。
選手をケガさせたくないっていうが選手の将来のために。
でも、その前に目の前の1戦があるわけですから、
これを負けるわけにはいかないっていう葛藤ですよね。
井上監督：
いや、もう非難も承知の上で、
まぁたぶん言われるだろうなっていうのも分かった上で、そういうふうにしました。
もう、もちろん炎上しましたけどね。
じゃあ、でも、だからといって代わりに出ている左バッターが、
いつも以上の働きをしてくれれば問題ないでしょうと話なんで、
その時は並べた左バッターには凄く期待はしてましたけどね。
『ガッツナイターNext』
12/12(金)19:00から#TOKAIRADIO ドラゴンズ特番#ガッツナイター Next‼️
— 「ガッツナイター」TOKAI RADIO (@guts1332) December 12, 2025
最終日は井上一樹監督が生出演‼️
監督1年目の振り返り、そして
2年目の決意、ビジョン等を語ります‼️
スローガン「ドラあげ」に込めた思いなども⁉️
ご質問、メッセージはこちらまで↓https://t.co/tqPxvvORCz pic.twitter.com/zAjJ7X8xiy
ガッツナイターNext
— 「ガッツナイター」TOKAI RADIO (@guts1332) December 12, 2025
今夜は中日ドラゴンズ#井上一樹 監督を迎えて
2時間生放送で21時までお送りします！
radikohttps://t.co/7wuvDGG2cN#TOKAIRADIO #ガッツナイター #ドラゴンズ pic.twitter.com/7BpSQ6ieYK
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源石アナ：
采配で矢面に立ったんではないかなと思うのが、
ベイスターズ戦で日本球界に復帰した藤浪晋太郎投手に対して左バッターをズラッと並べた。
あのあたりはどうですか？
井上監督：
これも凄く非難を受けましたね。
いや、特に映像を見ていても、やはりね、
イメージも、うちのバッター陣も凄くボカボカとこうね、
ドッカン、ドッカンとか当てられているというイメージも強かったですし、
まぁ左のほうが、ぶもいいだろうということで、
もう思い切って1回並べたろかという形で僕は決断したんですけども、
あそこでね、ちょっと弱気な部分が僕の中であったとすれば、
もうこれ以上、故障者を出したくないということがあったんですね。
源石アナ：
まぁ、あれは確か夏だったので、
それまでに故障、不調で戦列を離れる選手がドラゴンズに多かった時期ですよね。
井上監督：
いや、いいんですよ。
デッドボールも例えば、その背中にとかね、
ケツにとか、太ももにぐらいやったらいいんですけど、
当たりどころがもし悪くて、グリップの例えば指にとか。
源石アナ：
ちょうどバットのグリップとボールとで指が挟まれるような形で当たると？
井上監督：
とか、ヘルメット付近に来るとか、
そういうのが来ると、もう、その選手が次に打席に立つのは怖くなっちゃいますから。
左バッターに対してそれはないんですよ。
でも右バッターに対して抜けてしまうんですよ。
そのクセがあると思ったので、
一番最初に1軍で投げるという試合がウチのドラゴンズだったんで、
いや、それは「おいおい、俺らのチームが最初かい」と僕も思いましたよ。
他のチームに当ててから2戦目にドラゴンズだったら、
僕は左を並べなかったかもしれない。
でも初戦のドラゴンズというところがみそで、
「一番最初に藤浪を投げさせるのドラゴンズ戦」というの聞いた時に、
「あらぁ、うちかぁ…」、
これ、例えば広島のね、新井監督ならとか、
ジャイアンツもそう、
他の監督ならどうしたのかなという部分もちょっと思いましたけどね。
源石アナ：
そういう時は思わず電話かけて聞いたり？
井上監督：
そんなことはしない（笑）
そんなことしないけど（笑）
そんなことしませんけど、
初戦ということで、ちょっと、その弱気の部分が出たとすれば、
もうこれ以上、故障者は出したくないというのがちょっとありました。
源石アナ：
これ、難しいですよね。
選手をケガさせたくないっていうが選手の将来のために。
でも、その前に目の前の1戦があるわけですから、
これを負けるわけにはいかないっていう葛藤ですよね。
井上監督：
いや、もう非難も承知の上で、
まぁたぶん言われるだろうなっていうのも分かった上で、そういうふうにしました。
もう、もちろん炎上しましたけどね。
じゃあ、でも、だからといって代わりに出ている左バッターが、
いつも以上の働きをしてくれれば問題ないでしょうと話なんで、
その時は並べた左バッターには凄く期待はしてましたけどね。
中日・井上一樹監督「あいつに関しては、僕は故障がない限り『2軍に行ってこい』ということはするつもりはありませんでしたね」
中日・井上一樹監督「そのプレーをするためにあなたは1軍にいるんでしょっていうことですよね。それができないのなら…」
井上監督が言及です。
