高校3年生の地方大会、甲子園まであと少しとなった準々決勝で左足首の靱帯 → それでも中日ドラフト4位・能戸輝夢は…

■2025.12.18 中日スポーツ

手術を先延ばしにしてもかなえた”夢舞台” 能戸輝夢、「一緒に甲子園に行こう」監督のひと言を原動力に掴んだプロへの切符


　「絶対に出場したい」。本来ならすぐに手術が必要だったが、高校野球引退後まで伸ばし、決勝でも代打で登場。チームは甲子園出場を決めた。甲子園での聖隷クリストファー戦。能戸の姿を見て、チームの仲間はバッティンググローブに「輝夢」と名前を書き込んでくれた。「仲間に言われて気付いてびっくりしたけど、うれしかったです」と支えられた。そして、8回に代打で出場。ゆっくりと打席に向かうと、3球目をスイングしたが、打球はグラウンドを転がって二塁手のグラブへ。左足を引きずって歩き、一塁を踏んだ。「1打席しか立てなかったですけど、でも、行けたんで良かった」。執念で夢をかなえた。

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能戸選手の思いです。

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