
■2025.12.06 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
『色々あった柳裕也投手に色々聞いてみた』
若狭アナ:
「来年からバンテリンドーム ナゴヤが小さくなりますが、このことについてはどう思っていますか?」
柳:
僕は球場ごとにピッチングを変えています。
特にバンテリンはピッチャーが守られているので、
正直、ここは絶対ホームランだけはダメという場面では、
アウトコース中心の選択をしています。
もちろんそれが通用しないバッターが数人います。
例えば巨人の岡本とか、ヤクルトの村上とか、
彼らはアウトコース中心でも1発を逆方向に打たれる危険性があるので、
アウトコース=安全策ではないんです。
ただ、ほとんどのバッターはバンテリンの場合、
アウトコースで間違いは起きません。
でも来年からはそれができなくなるので、
大事なのはインコースだと思っています。
実際に僕は東京ドームや神宮、横浜では、
インコースの割合がバンテリンに比べて多いはずです。
と。
「えっ!?川上憲伸のベースボールトーク聞いていました?」と聞きますと、
柳:
いや、聞いてません(笑)
憲伸さん、ラジオでそんなこと喋ってたんですか。
と。
「いや、そうよ。しかも吉見さんも、この前トヨタ自動車に取材に行った時に会ったら同じこと言っていたし、吉見さんも現役時代狭い球場ではインコースを腹くくって投げていたと言っていましたよ」、
柳:
あっ、僕も、もう、まさにそうですね。
インコースがカギになるという結論に、色々とこのオフに考えてなりました。
来年からは右バッターにシュートも投げる予定です。
と。
「あれ?確か柳さん、数年前にシュートって投げてましたよね。でも、やめましたよね?」、
柳:
はい。
投球の幅を広げるためにシュートを練習して試合でも投げていましたが、
カウントが悪くなるだけだったのでやめました。
でも、今年のシーズン終わりごろ、密かに投げ始めているんです。
と。
これだからひょっとしたら「バンテリンが狭くなるぞ」というふうに風の噂を聞いたのかもしれませんが、インコースにシュート投げ始めてたんですね。
「その他に変えようとしているところはありますか?」
柳:
プレートを踏む位置ですが、
一塁側か真ん中やや一塁側にするつもりです。
右バッターのインコースに角度をつけるのが目的です。
と。
「バンテリンでの攻め方が変わってきますね?」、
柳:
そうですね。
どうせ打たれるなら安全に逃げたアウトコースを逆方向にホームランされるより、
腹をくくって攻めて、
インコースに投げてホームランを打たれたほうが、
あとのピッチングに与える影響が違います。
と。
「なるほど」と思いました。
絶対に大丈夫、絶対、大丈夫と思って安全だと思って打たれたあとのショックと、
腹をくってインサイドに攻めて、打たれあとでは、
次の気持ちが違うんだと。
もうね前者は、かなりショックでなかなか立ち直れない。
ただ後者のほうの攻めた結果なら、割り切れる。
また攻められるということなんですね。
『若狭敬一のスポ音』

明日の「スポ音」コラムは「色々あった柳裕也投手に色々聞いてみた」と題して語ります。木下拓哉選手や橋本侑樹投手の近況も。お楽しみに!
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) December 5, 2025
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『色々あった柳裕也投手に色々聞いてみた』
若狭アナ:
「来年からバンテリンドーム ナゴヤが小さくなりますが、このことについてはどう思っていますか?」
柳:
僕は球場ごとにピッチングを変えています。
特にバンテリンはピッチャーが守られているので、
正直、ここは絶対ホームランだけはダメという場面では、
アウトコース中心の選択をしています。
もちろんそれが通用しないバッターが数人います。
例えば巨人の岡本とか、ヤクルトの村上とか、
彼らはアウトコース中心でも1発を逆方向に打たれる危険性があるので、
アウトコース=安全策ではないんです。
ただ、ほとんどのバッターはバンテリンの場合、
アウトコースで間違いは起きません。
でも来年からはそれができなくなるので、
大事なのはインコースだと思っています。
実際に僕は東京ドームや神宮、横浜では、
インコースの割合がバンテリンに比べて多いはずです。
と。
「えっ!?川上憲伸のベースボールトーク聞いていました?」と聞きますと、
柳:
いや、聞いてません(笑)
憲伸さん、ラジオでそんなこと喋ってたんですか。
と。
「いや、そうよ。しかも吉見さんも、この前トヨタ自動車に取材に行った時に会ったら同じこと言っていたし、吉見さんも現役時代狭い球場ではインコースを腹くくって投げていたと言っていましたよ」、
柳:
あっ、僕も、もう、まさにそうですね。
インコースがカギになるという結論に、色々とこのオフに考えてなりました。
来年からは右バッターにシュートも投げる予定です。
と。
「あれ?確か柳さん、数年前にシュートって投げてましたよね。でも、やめましたよね?」、
柳:
はい。
投球の幅を広げるためにシュートを練習して試合でも投げていましたが、
カウントが悪くなるだけだったのでやめました。
でも、今年のシーズン終わりごろ、密かに投げ始めているんです。
と。
これだからひょっとしたら「バンテリンが狭くなるぞ」というふうに風の噂を聞いたのかもしれませんが、インコースにシュート投げ始めてたんですね。
「その他に変えようとしているところはありますか?」
柳:
プレートを踏む位置ですが、
一塁側か真ん中やや一塁側にするつもりです。
右バッターのインコースに角度をつけるのが目的です。
と。
「バンテリンでの攻め方が変わってきますね?」、
柳:
そうですね。
どうせ打たれるなら安全に逃げたアウトコースを逆方向にホームランされるより、
腹をくくって攻めて、
インコースに投げてホームランを打たれたほうが、
あとのピッチングに与える影響が違います。
と。
「なるほど」と思いました。
絶対に大丈夫、絶対、大丈夫と思って安全だと思って打たれたあとのショックと、
腹をくってインサイドに攻めて、打たれあとでは、
次の気持ちが違うんだと。
もうね前者は、かなりショックでなかなか立ち直れない。
ただ後者のほうの攻めた結果なら、割り切れる。
また攻められるということなんですね。
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柳投手が明かしました。


