
■2025.11.22 中日スポーツ
■2025.11.22 中日スポーツ
中日・松葉貴大、残留を決断「チームを離れることが想像できない」「優勝という夢をかなえたい」あふれるドラゴンズ愛を見せる
海外FA権を行使した中日の松葉貴大投手(35)が21日、残留を決めた。プロ14年目を迎える2026年もドラゴンズの一員として、チームのために腕を振る。
今月3日に権利行使の意志を固めてから18日。今後の野球人生を見据えて自身と向き合ってきた松葉が決断を下した。「プロ野球人生でこれが最後のFAになると思うので、自分の頑張ってきた証しとして権利を行使しましたが、日がたつにつれ、ドラゴンズを離れることが想像できなくなり、また、ドラゴンズで優勝という夢をかなえるまではここで頑張りたいという気持ちが勝りました」。
竜でキャリアの半分を積み重ねてきた。スタートは2013年にドラフト1位で入団したオリックスから。2019年7月にトレードで中日に加入すると、「本拠地×5イニング限定」の起用などから、“松葉課長”の愛称が定着。安定した投球でドラゴンズの先発陣を支えてきた。今季は開幕から先発ローテーションの一角を担うと、自身初の規定投球回をクリア。7勝11敗、防御率2・72の数字をマークした。
球団も松葉と何度も話し合いを重ね、複数年契約を提示。宣言残留も認めていた。2026年は球団創設90周年。長らく閉ざされているクライマックスシリーズ(CS)への扉をこじ開けるため、今季ローテを支えた左腕の残留は朗報だ。
来季は竜で8年目のシーズン。古巣・オリックスの在籍年数を上回る。チームとして「優勝」、そして個人として「40歳まで現役」をかなえるために、松葉はドラゴンズブルーのユニホームで戦い続ける。
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