
■2025.11.13 RadiChubu-ラジチューブ-
ストップウォッチを押せ!中日OB・荒木雅博直伝、怒りの制御法
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6秒我慢できるかな?
「荒木さんはとても穏やかな印象がありますが、怒りを抑えなきゃいけない場面での感情のコントロールはしてるんですか?」(Bさん)
荒木「怒ったことはあるんですけど、怒って何か状況が変わったってあんまりない。だったら怒るだけ損だよね。じゃあ違う方法を考えた方がいいかなって思います」
歳を取るほどそうなると言います。父母は怒るけど、祖父母は怒る頻度が減る、と説明しました。
荒木「6秒我慢したら抑えられるってよく言うじゃないですか。だいたい怒ってる時、そんなの考えられない」
三浦「6秒なんて待ってられない(笑)」
即座に三浦が同意しました。この6秒間は怒りの感情のピークをやり過ごす時間と言われています。
ストップウォッチを押せ
荒木「けど、慣れたら1回考えますよ」
だいたいのことは、これは怒るに値するものなのか?怒ったらその先どうなる?と考えていくと、怒らなくていいという結論になってくるとか。
コーチをやっていた時も、選手個々のプレーには怒らなかったそうです。しかしアウトカウントをミスするとかできることをやらなかったら、もちろん怒ったとのことでした。
三浦「まず6秒考えるってことですね」
荒木「ストップウォッチを押しましょう。すぐ怒るでしょ?」
三浦「う、う…。ストップウォッチを押すことも忘れそう」
ストップウォッチが押せれば、気持ちはそっちに行ってるから怒りは抑えられると楽観的に言う荒木さん。
ただ、怒らない自分は、他人に対してあまり興味を持っていないのかもしれないとも。
三浦「興味がない人には怒らないし、怒るって結構エネルギーいるから、怒ってもらえるうちが華だって思う感覚もあります」
荒木「難しいよね。俺はもうそこの段階は通り過ぎて、次の怒らないところに行ってるから」
三浦「まだ私は第一段階です(笑)」
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