
■2025.09.18 web Sportiva
「すすきの行きたい」「小遣い30万、少ない」
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今季で引退の中田翔、球団スタッフが綴るルーキー時代の豪快伝説とはーー。 https://t.co/YdXQZRxt8c
球団スタッフが語る「天性の人たらし」中田翔の素顔。
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引退を決断した「チームに迷惑をかけたくない」の真意とは?https://t.co/9wFWH7S8Fv
■2025.09.18 web Sportiva
【プロ野球】球団スタッフが語る「天性の人たらし」中田翔、引退を決断した「チームに迷惑をかけたくない」の真意
【チームに迷惑をかけたくない】
今年の春先から、中田の弱気な言葉をよく耳にした。引退をにおわせる言葉も吐いていた。そんな彼の本音を前に、うわべだけの励ましなど虚しいだけだ。だから私は、「そうか、辛いな。でも、オレ個人の気持ちとしては、最後にもうひと花咲かせる翔を見たい」と伝えるのが精一杯だった
先月、引退の意思を伝えてくれた中田は、そのあとも言葉を続けた。
引退の理由は、満足に動くことのできない腰の状態と、プロ入りして初めて経験したという自分のスイングを見失ったこと。そして、この状態で一軍に出続けるならばチームに迷惑をかけることになり、それを彼自身が受け入れることができないとのことだった。
「チームに迷惑をかける」と、引退を前にしてメディアに語る選手は多い。この言葉を聞くたびに、これは選手の本心ではなく、単に社会に対して体裁を保つためのものではないのかと、穿った見方をしている自分がいた。しかし、中田の説明には納得がいった。
彼の言う「チームに迷惑をかけたくない」の真意は、「満足に働けない自分が一軍枠をひとつ抱えることで、若手の活躍の場を奪いたくない」であった。
「だって、若い時の自分がそう思っていたんだから。稲葉(篤紀)さんに(森本)稀哲さん。早くどいてくれって。だからこそ、今日一軍に呼ばれたのが津田で、ほんとによかったよね」
8月12日、中田に替わって一軍に昇格したのは、2年目の津田啓史だった。
今も昔も、中田は生意気であり、かわいくもある。風貌こそ近寄りがたいが、根は嘘のない真っ直ぐな男だ。それゆえ、過去には周囲に誤解されることもあり、ゆきすぎた行動をとったこともあったのだろう。
とはいえ、過去の過ちを問いただしたり、詮索したりする理由は私にはない。私は週刊誌の記者ではなく、ただ縁あって2つのチームで同僚となったにすぎないのだから。
プライベートで深く付き合ってきたわけではない。少人数で酒席を共にしたのも、ただ一度だけだ。昨年のシーズン終了後、焼肉を食べながら酒を酌み交わした際、雑居ビルの非常階段の踊り場で偶然ふたりきりになった。その時に「かとちゃんとの関係はこのまま変わらないだろうね」と、ぽつりと言われた。この言葉だけで、私は十分である。
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加藤潤通訳が語りました。