
■2025.08.30 毎日新聞
「兄がいたから」トヨタ細川、中日・主軸の兄から刺激 都市対抗 https://t.co/ALOT2hWBv8
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) August 30, 2025
■2025.08.30 毎日新聞
「兄がいたから」トヨタ細川、中日・主軸の兄から刺激 都市対抗
努力家の兄は憧れの存在に。「もう今日は素振りを終わりにしよう」と思っても、兄の姿を見て、負けじとバットを振り込んだ。高校も兄が通う明秀学園日立(茨城県)に進学。3年の兄はエースとして活躍していた。拓哉選手は中学まで三塁手だったが、1年の夏ごろ、監督の勧めで投手に転向した。兄は横浜DeNAからドラフトで5位指名を受け、高校卒業後は野手としてプロへ。拓哉選手は2年秋にはエースに成長し、チームを初のセンバツに導いた。
「幼いころからの夢だった」と兄を追い、拓哉選手もプロを目指した。しかし、待ち望んだ3年秋のドラフト会議では、名前が呼ばれることはなかった。その年の暮れ、実家に帰省した兄と話した。プロの厳しさを知る兄は「大学でドラフト上位に入れるような選手になろう」と背中を押してくれた。その言葉を聞いて、改めて目標が定まった。東北福祉大でもエースとして活躍したが、「プロで戦えるだけの武器がない」と2023年にトヨタ自動車に入社した。チームのレベルの高さは予想以上だったが、そんな時も兄が「考えすぎたら逆効果だから、シンプルに考えよう」と励ましてくれた。兄は1軍に定着できず6年間苦しんだが、23年シーズンから中日に移籍し、現在は主軸打者として活躍する。拓哉選手も昨秋の日本選手権1回戦、今年の都市対抗東海地区2次予選では2試合に登板するなど、頭角を現しつつある。
拓哉選手は兄を「背中で(やるべきことを)見せてくれる存在」と評する。不調時にも、幼い頃と変わらず黙々とバットを振る姿が印象に残る。「活躍できなかった時でも努力を惜しまなかった。兄に刺激を受け、自分もここまで来られた」。
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