
■2025.08.31 サンデードラゴンズ

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『逆転CS進出のキーマン 高橋宏斗 復調の理由』
─背番号19に輝きが戻りつつある。高橋宏斗、23歳。シーズン前半は苦しんだものの、夏場に入り2度の完封勝利を挙げるなど、逆転のクライマックスシリーズを目指すチームの原動力となっている。高橋宏斗はなぜ復活することができたのか?胸の内にあった思いとは…。
高橋宏斗:
常にやり続けてきたことが自分の中では大きかったかなと思いますし。
─クライマックスシリーズ出場のカギを握る若き右腕に迫った。昨シーズン、チームトップの12勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルも獲得した高橋宏斗。「競争」がテーマだった沖縄キャンプでは1人、別次元の風格すらも漂わせ、プロ5年目で自身初の開幕投手を任された。
高橋宏斗(3月3日):
チームを勝たせるだけです、僕は。
142試合、他のそれを左右させるぐらいのピッチングをしたいなと思います。
─しかし…結果は6回途中5失点で黒星。チームを勝利には導けず、自身4戦目で初勝利を掴み、5月上旬には2勝目も挙げたものの、そこから9試合、およそ2ヶ月半もの間、勝利に見放された。
高橋宏斗(5月18日):
負けていては話にならないですし、
チームとしても何の戦力にもなっていないので。
高橋宏斗:
いつファームに落ちてもおかしくないような結果を出していたりとか、
僕がローテーションの中で不甲斐ないピッチングをしていたりというのは感じていたので、
そこは、ちょっと自信を無くすところではあったかなと思いますね。
─それでも7月、首位タイガースをわずか4安打に抑え、今シーズン初完封を挙げると、8月は5試合に先発し3勝。無双状態だった去年の姿が戻りつつある。復調のキッカケはどこにあったのか?高橋に尋ねると意外な言葉が返ってきた。
高橋宏斗:
キッカケとか、何をしたとかというのはあまり、
2月1日のキャンプインから大きく変えたことはないんですけど、
悪かったら何かを変えるということは簡単だと思うんですけど、
逆に変えないものを何か持ち続けたというのは自分の中にはあったので、
そこは今も大事にしているところでありますね。
ディレクター:
変えないことってのは何なんでしょうか?
高橋宏斗:
僕の中では試合に入るまでの準備だったり、
1週間の調整方法というのは何も変えてはいません。
─本人によると、復調のキッカケは何も変えなかったこと。かつて新たな投球フォームを模索し続けるなど、変化を恐れなかった高橋が勝てない日々でも変化を求めず同じ準備を繰り返した。
高橋宏斗:
準備体操ですね、僕の中では。
常にめちゃくちゃ悪い感覚はなかったので、
納得いく球を投げていても負けがついていたりというのがあったので、
しっかりと結果が出るまでやり続けて我慢をしたという感じですね。
小さいところで見れば、
リリースポイントが自分の理想より低かったり、
細かいところはやっぱり自分の中であったんですけど、
1つ、やっぱり結果を出せない気持ち的な部分というのはあったかなと思いますね。
─もしかしたら変えないことが、変化させること以上に勇気が要ることなのかもしれない。それでも高橋はじっと耐えた。必ずその日は来ると。相手を寄せ付けない去年の高橋が帰ってきた。
高橋宏斗:
やっぱりファンのみなさんに対して、
勝ちを届けるということが僕たちの仕事かなと思いますので、
しっかりと良い仕事ができるように、
チームを勝たせられるように頑張りたいなと思います。

─ここまでの成績は6勝9敗。高橋の勝ちが負けの数を上回った時に、13年ぶりのクライマックスシリーズ出場が近づいているのかもしれない。

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『逆転CS進出のキーマン 高橋宏斗 復調の理由』
─背番号19に輝きが戻りつつある。高橋宏斗、23歳。シーズン前半は苦しんだものの、夏場に入り2度の完封勝利を挙げるなど、逆転のクライマックスシリーズを目指すチームの原動力となっている。高橋宏斗はなぜ復活することができたのか?胸の内にあった思いとは…。
高橋宏斗:
常にやり続けてきたことが自分の中では大きかったかなと思いますし。
─クライマックスシリーズ出場のカギを握る若き右腕に迫った。昨シーズン、チームトップの12勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルも獲得した高橋宏斗。「競争」がテーマだった沖縄キャンプでは1人、別次元の風格すらも漂わせ、プロ5年目で自身初の開幕投手を任された。
高橋宏斗(3月3日):
チームを勝たせるだけです、僕は。
142試合、他のそれを左右させるぐらいのピッチングをしたいなと思います。
─しかし…結果は6回途中5失点で黒星。チームを勝利には導けず、自身4戦目で初勝利を掴み、5月上旬には2勝目も挙げたものの、そこから9試合、およそ2ヶ月半もの間、勝利に見放された。
高橋宏斗(5月18日):
負けていては話にならないですし、
チームとしても何の戦力にもなっていないので。
高橋宏斗:
いつファームに落ちてもおかしくないような結果を出していたりとか、
僕がローテーションの中で不甲斐ないピッチングをしていたりというのは感じていたので、
そこは、ちょっと自信を無くすところではあったかなと思いますね。
─それでも7月、首位タイガースをわずか4安打に抑え、今シーズン初完封を挙げると、8月は5試合に先発し3勝。無双状態だった去年の姿が戻りつつある。復調のキッカケはどこにあったのか?高橋に尋ねると意外な言葉が返ってきた。
高橋宏斗:
キッカケとか、何をしたとかというのはあまり、
2月1日のキャンプインから大きく変えたことはないんですけど、
悪かったら何かを変えるということは簡単だと思うんですけど、
逆に変えないものを何か持ち続けたというのは自分の中にはあったので、
そこは今も大事にしているところでありますね。
ディレクター:
変えないことってのは何なんでしょうか?
高橋宏斗:
僕の中では試合に入るまでの準備だったり、
1週間の調整方法というのは何も変えてはいません。
─本人によると、復調のキッカケは何も変えなかったこと。かつて新たな投球フォームを模索し続けるなど、変化を恐れなかった高橋が勝てない日々でも変化を求めず同じ準備を繰り返した。
高橋宏斗:
準備体操ですね、僕の中では。
常にめちゃくちゃ悪い感覚はなかったので、
納得いく球を投げていても負けがついていたりというのがあったので、
しっかりと結果が出るまでやり続けて我慢をしたという感じですね。
小さいところで見れば、
リリースポイントが自分の理想より低かったり、
細かいところはやっぱり自分の中であったんですけど、
1つ、やっぱり結果を出せない気持ち的な部分というのはあったかなと思いますね。
─もしかしたら変えないことが、変化させること以上に勇気が要ることなのかもしれない。それでも高橋はじっと耐えた。必ずその日は来ると。相手を寄せ付けない去年の高橋が帰ってきた。
高橋宏斗:
やっぱりファンのみなさんに対して、
勝ちを届けるということが僕たちの仕事かなと思いますので、
しっかりと良い仕事ができるように、
チームを勝たせられるように頑張りたいなと思います。

─ここまでの成績は6勝9敗。高橋の勝ちが負けの数を上回った時に、13年ぶりのクライマックスシリーズ出場が近づいているのかもしれない。
中日・高橋宏斗、“鈴木孝政さん以来の記録”を達成する
中日・高橋宏斗が“反省の弁”
高橋宏斗投手が明かしました。