中日・高橋宏斗「助かりました。でも、加藤さんは僕の倍、水を飲んでました！」　加藤匠馬「きつかった。どうしても水がほしくて…」

■2025.08.24 中日スポーツ

“水分補給”でマウンドへ…中日・山井コーチ「僕たちの現役時代とは暑さが違う」NPBも猛暑対策話し合う時期に


　「（直前の）羽月に粘られて、粘られて、球数もいっていたのでね。『ちょっと早めに来たわ』みたいな感じで。何かを伝えるというより、水を飲ませたかった。休憩？ そうです。目的はそれしかなかったですね」

　近年はタオルとペットボトルをコーチが持参するのが慣例だが、作戦や配球ではなく水分補給のためのタイムだった。5回まで58球。順調だった高橋宏のペースだが、6回はモンテロ（左前打）に7球、坂倉（中飛）に5球、そして羽月は9球かけて三振に仕留めた。計21球。水でのどを潤した高橋宏は、大盛を一ゴロに打ち取った。

　「助かりました。でも、加藤さんは僕の倍、水を飲んでました！」。接戦の重圧もあるのだろう。したたり落ちるほど汗をかいていた加藤匠は「きつかった。どうしても水がほしくて…」と振り返った。

「投手は一番汗をかきます。そして僕たちの現役時代とは暑さが違う。体調管理をするのも（コーチの）仕事なので」

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試合中の出来事でした。

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