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今中慎二さん、今季の中日・高橋宏斗について語る「本来の力を考えれば…」

今中慎二
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【プロ野球】中日で頭角を現したルーキーコンビを今中慎二が分析 負けが先行するエース髙橋宏斗は「一本立ちしないと」
今中慎二さん、今季の中日・高橋宏斗について語る「本来の力を考えれば…」

――ルーキーが奮闘している一方で、5勝9敗と負けが先行しているエースの髙橋宏斗投手の状態はいかがですか?
今中 最近は抑えていますが、シーズン全体で見ればよくないと思います。本来の力を考えれば物足りない印象です。真っすぐがよくないんですよ。本人もそれなりに考えてやっているんでしょうけどね。試合を壊さない部分はいいのですが、彼の場合はもっといいパフォーマンスを発揮できるはず。勝ち負けは打線との兼ね合いもありますけど、ボールの質という点では、まだまだ高める余地はありますよ。それができて、仮にクライマックスシリーズに出られるとなったら、短期決戦で彼のようなピッチャーは脅威になるはずです。

――ここ数試合は2試合で完封するなど抜群の安定感を見せています。どこが改善されたのでしょうか?
今中 (完封した)8月2日の広島戦は、あまり力感がなかったのがよかったですね。ただ、悪いなりにずっとローテーションを守っていますし、疲労なども当然あるでしょう。メンタル面では、結果が出れば乗っていけますが、悪いと一気に疲れが出ます。あと、防御率は2点台(2.70)ですが、最近は2点台がよしとされるのかどうか。両リーグで1点台のピッチャーが増えていますからね。なので、防御率うんぬんよりも、勝てるピッチングができるかどうかじゃないですか。自分の勝敗よりも、チームに勝利をもたらせるかどうかが求められていると思います。

――シーズン終盤になると、よりチームの勝敗の重みが増してきますね。
今中 独走している阪神のようなチームは個人成績を考慮するかもしれませんが、中日をはじめ、巨人、DeNA、広島もCS進出争いの真っただ中ですからね。「先発ピッチャーに勝ちをつけてあげよう」といったことは、6月まで。今の時期はやっぱりチームのために勝てるピッチングができるかどうかですよ。そうでなければ、なかなかチームは上がっていきません。

――チームが勝てるピッチングとは、どのようなピッチングでしょうか?
今中 この時期は疲れが溜まっていますし、どのピッチャーもベストな状態でマウンドには上がれません。それでも、悪いなりに先制点は与えないとか、「ここで踏ん張れるか」という試合のポイントとなる場面で抑えられるかどうか。そこで失点すると、チームは勝てません。

――味方が点を取ってくれた直後のイニングで失点しない、といったこともそうでしょうか?
今中 そうです。それをやっていけば勝率は上がりますよ。逆に、点を取ってもすぐに取られたら、相手に「まだいける」と思わせてしまいます。あと、味方がチャンスを潰した後に我慢できるかどうか。失点すると相手に流れがいってしまいますし、要所要所で踏ん張れるかどうかが、チームを勝たせるピッチングだと思います。それが何回に訪れるかはわかりません。初回でもそういうことはあるので。そういった点も含め、髙橋は求められているものが多いピッチャーです。今年だけではなく先のことも考えると、一本立ちしないといけません。今年は真価が問われるシーズンなのですが、今のところ苦しんでいるので、終盤にもうひと頑張りしてほしいです。

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今中慎二さんが「その場面場面で最善を尽くせたのか、疑問ですね」と振り返った場面


今中慎二さんが中日ドラゴンズについて思わず「こういうところよ」と語気を強めたシーン


今中慎二さんが言及です。

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