「あの、大野投手ですよね…？ 写真撮っていただけませんか？」　中日・大野雄大、県岐商との思い出を明かす

■2025.08.20 中日スポーツ

中日・大野雄大、4連敗で止めた！甲子園球児に負けない熱投 猛虎相手に6イニング1失点7勝目 不思議な接点ある県岐阜商に熱視線


　自身が京セラドームで阪神打線と対峙（たいじ）するときは、決まって高校野球の季節。初の開幕投手を務めた2016年3月25日もセンバツの真っただ中。そして、今年も夏の甲子園がいよいよ佳境に入る。準決勝に残る4校の中で、背番号22は県岐阜商の快進撃を「本当にうれしいですよね」と喜ぶ。

　不思議な接点がある。昨年、オフに名古屋港水族館へ出かけていた左腕。すると学生服に身を包んだ丸刈り頭の少年たちに「あの、大野投手ですよね…？ 写真撮っていただけませんか？」と声を掛けられた。快く撮影に応じた後、高校名を尋ねると、なんと県岐阜商の野球部。「頑張ってね」とエールを送っていた。

　竜のお膝元の岐阜代表とあって、甲子園での試合もチェック。特に生まれつき左手の指が欠損しているハンディを背負いながら、好プレーを連発する横山温大（はると）外野手（3年）の活躍は印象深いという。「本当に素晴らしい。負けん気が強い子なんだと思う。もっともっと活躍してほしいですね」。チーム同様に熱視線を送る。

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