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元中日・松田亘哲さん、“最初に当たった壁”を明かす

松田亘哲
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■2025.08.04 Number Web



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「もう、野球せんでええんだ」名古屋大学野球部“史上初のプロ選手”が受けた戦力外通告…地元愛知のテレビ局で報道記者になった「異色の経歴」秘話
元中日・松田亘哲さん、“最初に当たった壁”を明かす

名古屋大学野球部“史上初”のプロ入り
 2020年から中日の育成選手としてプロの第一歩を踏み出した松田さん。高校時代はバレー部で、旧帝大の名古屋大から初のプロ入りという異色の経歴は話題を呼び、トレードマークの黒縁メガネ姿とともに注目を集めた。しかし本人はまず、周囲の選手たちに圧倒されたという。何しろ、同期入団だけでも現在一軍で活躍する石川昂弥内野手や橋本侑樹投手、郡司裕也捕手(現・日本ハム)、岡林勇希外野手といった面々だ。

 「甲子園に出ていたり神宮大会で優勝したりと、いわゆる野球エリートばかり。先輩を見ても、吉見(一起)さんに圧倒され、山井(大介)さんだ! コーチは浅尾(拓也)さんだ! と……ドラゴンズファンだったので、ただただ、すごい! となっていました。最初から“肩書き負け”はしていたと思います。ただ、とにかくここからがスタートだ、という前向きな気持ちではいました

 支配下登録を目指すなかで、最初に当たった壁はプロの練習量だった。周囲は小さな頃からハードに鍛え上げてきたフィジカルモンスターの集まり。それまで“普通の部活動”の経験しかなかった松田さんは、日々の練習をこなすのがやっとだった。

 「ついていくのに必死でした。週6やるのがきつくて、肩がもたない。投げる体力が全然なかったんです。最初の1年は体力作りなのだからこれでいいんだ、なんて考え方はできなかった。22歳の育成選手ですからね。どうにかしてついていかなければ、と。今思えば、無理をしていたなと思います

左肩の負傷、試行錯誤が続いた1年目
 必死に食らいつく毎日の中で無理がたたり、左肩を負傷した。骨と骨をつなぐ関節包の損傷だった。ノースローでのリハビリ期間が続き、1年目は実戦登板なし。怪我からの復帰の過程では、思い切って投球フォームを変えるなど試行錯誤が続いた。

 「テイクバックを大きく、体全体を使って投げていたんですが、動きがスムーズじゃなくなるところを直そうと色々とフォームを変えました。結果的にはそれで自分の良さを見失ってしまった部分もあったかな。プロに入って練習方法や治療法、ケアの仕方などを沢山学ぶことができたのは良かったのですが、それを全部取り入れているうちに自分の軸が無くなっていたような感じもあったと思います

 育成2年目は、春季キャンプ中に日本ハムとの二軍練習試合で実戦初登板。ウエスタン・リーグで経験を積み、最終的に16試合に登板し0勝2敗、防御率3.38の数字を残した。試行錯誤を繰り返すなかで、手応えを得たのもこの時期だった。

 「まだ肩の痛みがあって思い切り投げられない中で、だったらタイミングをずらしてやろうっていうピッチングをしていたんです。球速も140km出ない中、色々なことを試して打者のタイミングを崩そうということをしていたら、結果的にその時が一番抑えられた。3年目に肩が復活してビュンビュン投げると意外と打たれたりするのだから、不思議なものですよね。2年目の筑後での二軍のソフトバンク戦(6月8日)で勝ちパターンで投げて三者凡退に抑えたことがあったのですが、あの試合では自分の球を操れて自信を持って投げていた。すごく思い出深いです

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元中日・松田亘哲さん「午前9時20分の東山動植物園です。開園直後ですが、見てください。コモドドラゴンを見ようと大行列ができています!行列はどこまで続いているのでしょうか!」


中日・石川昂弥vs.松田亘哲さん、若狭敬一アナ、榊原悠介アナ!!! 『ウィッフルボール』での対決結果が…【動画】


松田亘哲さんが明かしました。

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