
■2025.07.14 RadiChubu-ラジチューブ-
これで2度目!中日・伊藤茉央投手は逆転を呼び込む強運の持ち主
どんな投手?
佐藤「伊藤茉央投手。2000年生まれなので、私と同い年なんです」
福島県立喜多方高校から東京農業大北海道オホーツクを経て、2022年にドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。昨年12月の現役ドラフトでドラゴンズに加入しました。背番号は32です。
右のサイドスローで井上一樹監督は「ドラゴンズにはなかなかいないタイプのピッチャーだから取った」とコメントしています。
佐藤「地元福島でのピッチングでした。いろんな記事を見ていると、両親や地元の友達が見に来てくれていたと書いてあって、逆転に繋がるピッチングになりましたよねえ」
ホームランを打たれた後、ラインナー一塁での登板。単なる凱旋登板ではなく重要な局面での登板。見事8回裏の相手の攻撃を止めて、9回の逆転に繋げ、伊藤投手に勝ちがつきました。
過去にもこんなことが
伊藤投手に運を感じたリスナーも多かったようです。
佐藤「調べてみると、この強運、実は過去にも発揮していたんです」
楽天からスタートした伊藤投手。プロ初勝利が2023年、加入1年目の4月18日。楽天対オリックス・バファローズ戦でした。
楽天は1点を先制されて、先発の則本昴大投手は6回で降板。その後、1点ビハインド、0対1の7回に登板したのが伊藤投手でした。
伊藤投手は武器である高速シンカーで3人を6球で3アウト。役目を果たしました。
8回の表。楽天の攻撃。浅村栄斗選手が逆転2ラン。これで伊藤投手に勝ちがつきました。
強運の持ち主
佐藤「昨日たまたま試合観てて、登板したなと思って、過去の記録を調べていたらプロ初勝利がすごく劇的な形で、昨日の勝ちを呼び込んだのも、伊藤茉央投手の登板があったからこそだと思いました」
この試合でドラゴンズも連敗を止めました。
佐藤「現役ドラフトで加入した伊藤茉央投手もドラゴンズもここから一気に上昇気流に乗って上がっていって欲しいと思いました」
高速シンカーと強運が武器。今後の伊藤茉央投手に期待しましょう。
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中日・伊藤茉央のピッチング【動画】
中日・伊藤茉央が「とても悔しかった」と振り返ったこと
劇的勝利で勝利投手となっていました。