中日新助っ人・ボスラー「内野手が前進していたなかで、三振が一番いけない」「中間地点に飛んでくれてよかった。（サヨナラ打は）昨年3Aでも打ったけど、1軍の舞台で打てたからすごく気分が良いね」

■2025.07.13 中日スポーツ

中日・ボスラー、「三振が一番いけない」狙い定め歓喜のサヨナラ打 5戦連続安打に三振数減少と打撃に確かな手応え


　満ちあふれた自信が、バットへ乗り移った。ボスラーが来日初のサヨナラ打を放ち、チームは今季3度目となる同一カード3連勝。満員の本拠地で、締めくくりは最高に爽快だった。

　一丸で勝利を呼び込んだ。延長10回。先頭の田中幹也内野手が右前打で出塁すると、続くブライト健太外野手の打球を二塁・菊池が悪送球し、無死一、三塁。4番・細川成也外野手は申告敬遠で満塁となり、打席にはボスラー。

　「内野手が前進していたなかで、三振が一番いけない」。狙いを定めつつ、広島の7番手・遠藤が投じた内角直球にバットを折られながらも右前に運んだ。「中間地点に飛んでくれてよかった。（サヨナラ打は）昨年3Aでも打ったけど、1軍の舞台で打てたからすごく気分が良いね」。チームメートからの祝福がうれしかった。

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