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元中日スカウト・米村明さん「近藤健介は、当時のスカウトチーフ石井昭男さんが…」

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■2025.06.17 スポーツナビ




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「阪神のスカウトは凄い」成長が想像できなかった下位指名選手とは? 元中日チーフスカウトが明かす秘話


近藤、万波を4位で指名した日本ハム
 最後に他球団で活躍している下位指名選手達をどのように見ていたのかを振り返りたい。下位指名、特に6位以下になるとスカウトの好き、嫌いなどによって選手の評価が球団によって大きく変わってくる。

 近藤健介(2011年日本ハム4位/横浜高)は、当時のスカウトチーフ石井昭男さんが最後の最後に「横浜のキャッチャー近藤、小さいけど見てくれ」と言われて私も見た。バッティングはやっぱり良いものがあったが、サイズが小さいしキャッチャーとしては守備が厳しいと思った。

 近藤は横浜の野球部に入りたかったけれど蹴られて、一般入学した選手。普通は一般入部はできないけれど、それでも野球部に入ってあそこまでの選手になった。その凄まじい執念めいた、目標に達するまで諦めない姿勢。そういうものがあったからプロであそこまでの選手になったのかもしれない。後になってそんなことを思った。

 それにしても日本ハムもよく4位で獲ったなと思う。当時はなかなかこの順位で獲るには勇気がいったからだ。

 近藤の後輩でもある万波中正(2018年日本ハム4位)は良いところも悪いところも印象に残った選手。慶応大のグラウンドでの試合ではチャンスの場面でレフト後方に生えている木を越えていくような特大ホームランを打った。かと思えばセンターの頭上を越された打球をトロトロトロトロと追いかけていた。小山に「しっかり野球を教えてる横浜であんな選手は珍しいな」と言ったことを覚えている。

 2年の冬から3年春まではメンバーから外されたりもしていたけれど、夏の神奈川大会では横浜スタジアムのセンターバックスクリーンに特大のホームランも打った。プレーにムラがあり評価の難しい選手だった。

 日本ハムでは新庄監督になってからレギュラーになって活躍しているが、監督との相性も良いのだろうと思う。


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元中日スカウト・米村明さん「この3位と4位の指名は順番で迷ったようだ。森を担当していた小山は『4位でも大丈夫』ということで、確実に石伊を獲るために3位で指名しようという話しもあった。だが井上監督は…」


米村明さんが明かしました。

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