元中日スカウト・米村明さん「井上温大（2019年巨人4位／前橋商）は2、3回群馬まで観に行った」

■2025.06.17 スポーツナビ

「阪神のスカウトは凄い」成長が想像できなかった下位指名選手とは？　元中日チーフスカウトが明かす秘話


　井上温大（2019年巨人4位／前橋商）は2、3回群馬まで観に行った。ストレートは130キロ台だったがコントロールが良かったしフォームも良かった。肘にストレスのかかる投げ方をしているピッチャーはプロではテイクバックから直さないといけないが、井上にはそれが必要なかった。阪神の村上頌樹、広島の床田寛樹もそうだったが、フォームが良くてコントロールがよければ、あとは体を強くすれば自ずとスピードは出てくるものだ。柔らかいフォームでコントロールの良いピッチャーを獲ってプロで体を作っていけばスピードは10キロくらいは上がる。私もそういうピッチャーを好んで獲ったし、井上もチャンスがあれば欲しかった。

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元中日スカウト・米村明さん「今年は怪我で戦線離脱しているが打線の中心を担う存在になりつつある。あのとき余計なことを言わなくて良かった」　福永裕基のドラフト7位指名について語る

元中日スカウト・米村明さん「この3位と4位の指名は順番で迷ったようだ。森を担当していた小山は『4位でも大丈夫』ということで、確実に石伊を獲るために3位で指名しようという話しもあった。だが井上監督は…」

米村明さんが語りました。

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