
■2025.06.01 週刊ベースボールONLINE
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プロ未勝利も今中慎二を彷彿…他球団が「エースになる逸材」高評価の左腕は
今後は先発ローテーションに組み込まれてどのような投球を見せてくれるか楽しみだ#金丸夢斗 #中日ドラゴンズ #dragonshttps://t.co/YXOnifso2V
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プロ未勝利も今中慎二を彷彿…他球団が「エースになる逸材」高評価の左腕は
威風堂々とした姿
野球評論家の伊原春樹氏は、金丸のデビュー登板を週刊ベースボールのコラムで絶賛していた。
「新人らしからぬ威風堂々とした姿で初回のマウンドに上がった背番号21。初球、打席の桑原将志に対して捕手の木下拓哉は内角に構える。『ルーキーのプロ1球目にいきなりインサイドか』と少々驚きを覚えつつ、第1投目を見守ったが金丸は152キロ直球を桑原の懐にズドンとクロスファイアーを投げ込んだ。捕手のミットが動くことなく吸い込まれた剛球でストライクを奪った。桑原はカウント2-1から直球で遊ゴロに打ち取り、続く牧秀悟は内角高め直球、内角低めスライダーで見逃し、ファウル。あっという間に追い込むと『三振を取りにいった』という本人の言葉どおりに、最後は真ん中高めへ威力のある150キロ直球で空振り三振を奪った」
「金丸の良さはやはり直球のコントロールがいいことだろう。この日は92球中、直球を47球投じたが、ストライク率は72.3%を誇った。テークバックが小さく、力感のない投球フォーム。そこから力強い直球が投じられるが、打者は手元で想像以上に球が伸びているように感じているはずだ。直球の奪空振り率も12.8%と高い数値を示している」
伊原氏は変化球の精度を課題に挙げたが、「これから経験を積んでいければ、勝てるピッチングができるようなってくるだろう。中日の左腕エースとなれる逸材の今後の成長をしっかり追い掛けていきたい」と期待を込めていた。
その言葉どおり、次戦以降の登板でも快投を続ける。5月16日の巨人戦(東京ドーム)は6回3安打7奪三振1失点。27日のヤクルト戦(神宮)も6回3安打7奪三振無失点に抑えた。3試合に登板して打線の援護は計2得点のみで、プロ初白星がお預けとなっているが、他球団のスコアラーは「球の質はもちろんいいのですが、マウンド上の落ち着いたたたずまいにエースの雰囲気を感じさせる。今中慎二さんを思い出しました」と話す。
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金丸投手について言及です。