今中慎二さん「しいて言えば、5回は…」

■2025.05.22 中日スポーツ

【今中慎二の目】零封負けの中日、「しいて言えば、5回」「何かあるんじゃないかと考えさせるだけでも違ったのでは」


　「きょうは完敗。あのチェンジアップが効いている。よく腕が振れていたし、いい高さに決まっていた。打者からすれば消えるイメージだったと思う」。中日スポーツ評論家の今中慎二さんも、まずは石田裕の投球を称賛するしかなかった。

　チャンスといえば四球の田中が盗塁を決めた初回と、先頭のカリステがチーム初安打を放った5回。「しいて言えば、5回は下位打線に回るところ。何か仕掛けてもよかったかな、と思う」と今中さん。

　「相手は毎回チャンスを作りながら初回の2点だけ。板山、山本のところでエンドランでもいい。走者を進めておけば、2死一、二塁でマラーに代打というケースまで持っていけたかもしれない。今年の中日は足を使った野球をやろうとしている。カリステがリードを大きく取り、相手に『何かあるんじゃないか』と考えさせるだけでも違ったのでは」と言う。

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今中慎二さんが語りました。

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