
■2025.04.14 RadiChubu-ラジチューブ-
吉見一起が語る中日ドラ1・金丸夢斗投手の改善ポイントとは
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吉見さんが見る改善点はスプリット
その後はピンチや点を取られる場面もありながらも6回2失点にまとめる結果となりました。
この日ラジオで解説を務めた元中日ドラゴンズの吉見一起さんに光山が印象を聞いたそうです。
プロデビュー戦としては十分すぎる内容だと評価したうえで、改善ポイントは「コントロールできていなかったスプリット」とのこと。
というのも、吉見さんは金丸投手のスプリットを見た時から「すごすぎる」と感動していたのだそう。
初めて見たのは金丸投手が大学3年生の時に代表に選ばれた侍ジャパン。
投手コーチだった吉見さんがキャッチャーの後ろから初めて金丸投手の球筋を見た時に「なんだこのスプリットは」と驚きました。
さらにボールを受けていたキャッチャーの横浜DeNAベイスターズの山本祐大捕手にも「エグいです」と言わしめるほどのものだったとか。
「その持ち味のスプリットが制球できていなかったのが反省材料」と吉見さんは話しました。
スプリットがコントロールできない理由とは
スプリットがコントロールできない理由は一体なんだったのでしょうか?
様々な理由の中のひとつとして吉見さんが挙げたのが、走りすぎるストレート。
ストレートが走りすぎると変化球の腕の振りが合わなくなり、スプリットのコントロールが効かなくなるようです。
ルーキーらしからぬ活躍でファンを魅了すると共に課題も見えた金丸投手ですが、本人は囲み取材の最後にこう言っていました。
「次に向けて自分の中で何を修正しないといけないか、ちゃんとわかっています」
次の登板に向けたブラッシュアップでどんな投球が見られるのか、注目です。
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侍ジャパン・吉見一起コーチ、中日ドラフト1位・金丸夢斗のストレートの特徴を解説する
侍ジャパン・吉見一起コーチ、中日・福永裕基に求められることを語る
吉見一起さんが解説です。