データスタジアム社アナリスト「今後、松山がもし本塁打を献上するとすれば、ストレートではなく…」

■2025.04.25 中日スポーツ

中日新守護神に君臨する松山晋也、常にゾーン勝負で奪空振り率も高いストレートが支える制圧力【データで裏付け】


　150キロ台のストレートをゾーンに投げ込んでくる松山に対し、打者も対策を講じています。今季ストレートで許した6安打のうち、4本が逆方向に記録（表5）。右打者であれば右方向、左打者であれば左方向に打球を飛ばしています。手元に引き付けてコンタクトを意識したバッティングですが、バッテリーから見れば長打のリスクも少ないため、許容できる結果とも言えます。

　今後、松山がもし本塁打を献上するとすれば、ストレートではなく決め球のフォークかもしれません。過去に被打率1割台の結果を残してきたフォークですが、今季はすでに3安打を許して被打率2割1分4厘（表6）。ボールゾーンに落としきれなかったボールを捉えられる傾向にあり、有利なカウントでも丁寧に攻める意識が求められそうです。（データスタジアム社アナリスト・佐々木浩哉）

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中日・松山晋也と対戦した他球団選手「表現が難しいんですけど、打感が…」

中日・松山晋也「ここまで落ち着いて投げられています。失敗したら先発の方々の白星や、つないでくれた方々の全部を…という“怖さ”は去年、知りましたから。そこは全く問題ないです」

松山投手について言及です。

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