残留練習中に「次は大丈夫かな」とマイナスな発言を思わず口にした中日・高橋宏斗へ、岡田俊哉や松葉貴大ら先輩投手たちが…

■2025.04.20 中日スポーツ

中日・高橋宏斗「自分の投球じゃなくなることがいちばん怖かった」開幕戦で打たれたスプリットでやり返した7イニング1失点「ここからがスタート」


　心はリフレッシュしていた。開幕戦から自身が登板した3試合はチームも勝利できなかった。前回登板した11日の阪神戦（甲子園）も4イニング5失点と打ち込まれ、「勝てない、やられた後の1週間は本当に苦しいものです」。本隊が広島に遠征した15、16日の2日間はナゴヤ球場に残って練習していた右腕は「次は大丈夫かな」。マイナスな発言を思わず口にした。

　しかし、育成選手の岡田が弱気な思いを一喝した。「おい、頑張ってこいよ」という一言に心を救われた。練習の際は松葉がキャッチボールの相手を務め、感じていることを話してくれた。「先発だからこそ分かる気持ちがある。本当にいろんな人に助けてもらいました」。先輩たちも、やられたらやり返してきた。「それができないと、上では勝てない。常に良い状態が続けられるわけではないので、自分で気持ちを整理してマウンドに立つことが先発の役割だと思いました」。多くの人の意見を参考に、腕を振ってきた濃い1週間。気持ちは晴れた。

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高橋宏斗投手が明かしました。

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