川又米利さん、中日・ブライト健太の3番スタメン起用について言及する

■2025.04.14 中日スポーツ

【川又米利の目】雨で流れたブライト健太の3番起用「タイプ的には合っている」中距離ヒッターで選球眼に優れる「スタメン抜てきも面白い」


　すでにスタメンは発表されていた。阪神先発の左腕・門別に対して、中日の3番にはブライト健太外野手が起用されていた。今季ここまで2試合にスタメン起用されたブライトは、そのいずれもが「2番」だった。昨季は1、2、5、6、7番が1試合ずつあり、3番は初めてとなるはずだった。この抜てきに本紙評論家の川又米利さん（64）は「タイプ的には3番が合っている気がする」と評した。

　その理由を「どちらかと言うと、ホームランバッターというよりも中距離ヒッター。なにより選球眼が良く、このところ勝負所でも打っている」とした。今季は四球出塁が得点を呼んだケースもあった。

　開幕1軍を果たしたブライトは今季ここまで12打数4安打で打率3割3分3厘、1本塁打、3打点。17打席で5四球を選んでいる。9日の広島戦で左腕・ハーンから代打で右中間フェンス直撃の二塁打を放った打撃に、川又さんは「バンテリンドームナゴヤで逆方向のフェンス直撃を打った打撃は見事でした」と振り返る。「一瞬、タイミングを抜かれたように見えたけど、良いポイントでバットのヘッドが返った。本人はそんなに飛ぶとは思わなかったはず。リストの利いた打撃でした」と解説する。

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