中日・祖父江大輔「任されたところをゼロに抑える。それが僕たちの仕事だし、僕だけじゃなく全員がその気持ちです。逆転できてもできなくても、僕たちができることはそれしかない。いつか必ず野手に助けられるんですから」

■2025.04.06 中日スポーツ

奮闘報われずとも信じて待つ…黙々と抑え続ける中日の救援陣 開幕以降のべ23人で“24イニングわずか2失点”


　ビハインドであろうともけなげに腕を振り、味方の反撃を引き出す。それが中継ぎの職務である。先制されたら5戦全敗。普通は勝てる、いや、勝たなければいけないはずの2失点以下で抑えても、2勝3敗1分け。なぜ開幕3カード目にして、こんな悲壮感漂うチーム状況に陥っているかはここで説明するまでもない。だが、それでも黙々と抑え続けている男たちがいることを忘れてはいけない。

　「任されたところをゼロに抑える。それが僕たちの仕事だし、僕だけじゃなく全員がその気持ちです。逆転できてもできなくても、僕たちができることはそれしかない。いつか必ず野手に助けられるんですから」

　8回を2奪三振、無失点で抑えた祖父江だ。彼を含めて、開幕からのべ23人が24イニングを投げ、わずか2失点。救援陣の防御率は0・75である。その奮闘が報われているとは言い難い現状だが、リードさえ奪えば竜は強い。仲間が奮起する日を信じて、待ち、耐えろ。彼らに僕が言ってあげられるのはこれだけだ。

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中日・祖父江大輔「僕もベテランになってきて、後輩から慕われると思ったら、全く慕われません！どうしたら慕われる先輩になれるでしょうか？」　谷繁元信さん「（笑）」

中日・井上監督「（大島は）年齢がいって友達が少なくなって、昨日、すしを食べに行こうと思ったら祖父江と2人で行ったって（笑）『僕、友達少ないんです』って言うとった。走者2人、2貫をホームベースに返してくれた（笑）」

祖父江投手の思いです。

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