中日・高橋宏斗「8回の同点は四球から。僕が無失点で終わっていれば、延長になることもなかったので、そこは反省です」

■2025.04.05 中日スポーツ

中日・高橋宏斗、力投報われずも取り戻した”エースらしさ”　「寝付けなかった」ほど悔しかった開幕戦の姿はどこにもなし


　「8回の同点は四球から。僕が無失点で終わっていれば、延長になることもなかったので、そこは反省です」と振り返った。

　自己採点は厳しい右腕だが、マウンド上では不完全燃焼に終わった開幕戦の姿はどこにもない。最速155キロの直球に切れ味を取り戻したスプリットを軸にヤクルト打線を斬り伏せていく。初回2死から4回までは完全投球。5回2死三塁のピンチも浜田を148キロスプリットで三ゴロに打ち取り、切り抜けた。

　悔やまれるのは、1点リードで迎えた8回。1死から代打・宮本に四球。続く松本直は三ゴロに打ち取ったが、併殺を狙った送球を二塁・板山が捕球できず、オールセーフ（記録は板山の失策）。さらに代打・山田にも四球を与えて塁が埋まる。赤羽には初球のカットボールを打たせて遊撃へのゴロ。だが、遊撃・村松から二塁・板山への送球がそれ、併殺を取り切れず。同点とされた。それでも続く長岡を152キロで空振り三振に仕留め、勝ち越しは許さない。雄たけびを上げ、力強く拳を握った。

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高橋宏斗投手が振り返りました。

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