中日・高橋宏斗、開幕前ラスト登板を終えてコメント

■2025.03.22 中日スポーツ

中日・高橋宏斗、開幕へ「あとは微調整」4回2失点も直球の出力に収穫、フォーム修正で常時150キロ超え


　「きょうの登板で、開幕に向けて『やばい』という雰囲気はなかった。あとは微調整するくらいですね」。

　最終調整は、4イニングを投げ、4安打、2失点。ただ右腕の表情は明るい。「きょうの課題はクリアできましたし、いい調整でした」。収穫に挙げたのは、直球の出力だ。前回登板した11日のオリックスとのオープン戦（バンテリン）。6イニングで88球を投げたが、試合中盤に差しかかるにつれて、球速が落ちた。メカニズムを整えて迎えたこの日は、74球を投げ、直球が150キロを下回ることはなかった。

　一方で、微調整が必要と語ったのも直球だった。「いい感じで投げた際どい球がボールになっていたので、もっと大胆に投げれば良かったかな」。球威も球速も十分な真っすぐが、カット気味に変化したり、シュートしてストライクゾーンから外れた。「もう少し指にかかってくれば」。あとはわずかなズレを修正していく。

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