
■2025.03.17 メ~テレ
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熾烈な争い・ドラゴンズ正捕手は? 捕手でドラOB矢野燿大さんが解説「正捕手に必要ものは」
矢野さんが正捕手の候補に挙げたのは4人。
昨シーズンはキャッチャーとしてチーム最多の58試合にスタメン出場、ここ4年間の開幕マスクを務めている木下拓哉選手。
昨シーズン40試合にスタメン出場。打率が3割超えと“打てるキャッチャー”の宇佐見真吾選手。
強肩が魅力で昨シーズンはチーム1の盗塁阻止率を誇っている加藤匠馬選手。
そして期待のドラフト4位ルーキー。三重県尾鷲市出身の石伊雄太選手です。
Q.4人の中で誰が正捕手になるか
矢野さん:
正直に言えばシーズン終わってからでないと見えないところはあるが、木下選手が多くマスクをかぶっていくことになるのでは。ただ木下選手は、課題である盗塁阻止率がカバーできていかないと出場試合数が増えていかないと思う。
矢野さん:
僕は阪神の監督時代、木下選手のバッティングがすごく嫌だった。いいところで打たれたりとか、そういうイメージがある。当時、ランナーを刺す素質も悪くなかった。
盗塁は、キャッチャーだけでなく、ピッチャーの責任もあるが、木下選手の場合、フットワークの衰えがあると思う。肩だけでなく足をしっかり使うことができていければ盗塁阻止率はもっと上がってくるのでは。
Q.新人の石伊選手は?
矢野さん:
やっぱり肩がいい。めちゃくちゃいい。球を取ってからの安定感も速さもあるし。守りの部分では不安はないので、経験さえ積んでいけばレギュラーに近いキャッチャーになっていける存在だと思う。
…
やはり正捕手がいるチームは強い?
Q.やはり正捕手がいるチームは強いのか
矢野さん:
正捕手がいるチームは結果的に強いし安定している。それはつまり、ずばぬけたキャッチャーがいるから結果的に固定になる。ただ今の時代、僕はキャッチャーは併用でいいと思う。今年のドラゴンズはまだキャッチャーは固定しにくいかな。だから、木下選手を中心に石伊選手らをどんどん使っていくようなシーズンになるのかなと思う。切磋琢磨しながら良いドラゴンズを作り上げていく。それが一番。
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