
■2025.03.08 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
お便り「Q.田中幹也選手のケガは大丈夫でしょうか?」
若狭アナ:
残念なニュースが今週、入りましたよね。
田中幹也選手は左有鉤骨骨折。
実戦復帰までおよそ2ヶ月の見込みですから、5月になりそうですよね。
今後、手術も予定しているということでした。
この球団の発表が出る前、3月3日、
今週の月曜日に私はナゴヤ球場に取材に行きまして、
田中選手に直接話を聞けたんですね。
球団発表があってからテレビ・ラジオでお伝えくださいということで、
今日になったわけですけれども、
左手に包帯巻いてましたね。
「どうしたの?」と言ったら、
田中幹也:
有鉤骨を骨折してしまいました。
ということだったんですが、
表情は全く落ち込んでおらず、
悔しいでしょうし、ショックだと思うんですが、
この現実をしっかり受け止めて、
前を向いて明るく前に進んでいる、そんな印象を受けましたね。
3月1日、くふうハヤテ戦、
教育リーグ、敵地で行われた試合の6回表の第4打席でファウルを打った瞬間に痛みを感じたということなんですね。
この左手有鉤骨なんですけれども、
これねスラッガーは結構、
長距離打者・強打者は、結構、色々な選手が骨折してるんですよ。
バットを持つ手の下のほうの手、
右バッターだったら左手、左バッターだったら右手の有鉤骨なんですが、
中村紀洋さんもそうですし、高橋周平選手もそうですし、
だいたいねこの有鉤骨って折っちゃう選手は多いんですよね。
手の平ありますよね。
手の平の手首にほど近いところの骨なんだそうです。
で、田中選手に話聞きますと、
田中幹也:
ファウル打った瞬間に「痛い」。
痛いのと同時に手のひらの中で骨がぐにゅっと動きました。
と。
聞いているだけで、もう、なんか、
「うわぁぁぁぇぇい」ってなりません?
バンとファウルを打った瞬間に、
痛いというのと手の平のこの手首に近いところの骨が、
手の中でぐにゅっと、
なんかね、時計回りに指でつねる感じで教えてくれたんですが、
グニュッと回転するというか、動くみたいな感じでした。
痛いぃ!!!
で、ボールカウントを細かく振り返ってくれました。
田中幹也:
それで3-2、
フルカウントになったんですね。
と。
「フルカウントで交代したの?」と言ったら、
田中幹也:
打席は一応、終えました。
フルカウントで代打に来る選手もかわいそうですし、
迷惑かけちゃいけないし、
自分もアピールしたかったんで、
その打席は終えました。
と。
ということは、そのまま見逃し三振か、フォアボールかと思うじゃないですか、
痛いんだもん。
「どうしたんですか?」と言ったら、
田中幹也:
センター前を打ちました。
と。
打ったんかい!!!
振ったんかい、バットっていう(笑)
賛否両論あると思います。
これは賛否両論あると思います。
もう痛いし、
たぶん有鉤骨が折れてるなっていう自覚はあったんだったら、
「もう、すみません、交代してください」か、
せめて迷惑かけちゃいけないんだったらもう振らずに終わればいいと思うんですが、
そこは、田中幹也っていう男はそういう男なんですね、きっとね。
アピールしたいし、
やっぱりもうユニフォーム着て戦闘モードになってる時っていうのはアドレナリンも出てですね。
立ち向かう男なんですよね。
センター前ヒットを打って交代したということで、
表情は先ほどもお伝えしましたが凄く明るくてですね、
最後に、
田中幹也:
強打者の証っすよ。
と言ってリハビリに向かって行ったっていうね。
有鉤骨を折るということは強打者の証でもあるということを彼は言って、
リハビリに向かって行った。
このね、田中幹也選手のファイト、熱さというのは僕は大好きなので、
結局、開幕2軍になりますし、
2ヶ月実戦復帰まで時間かかりますが、
また彼がですね、1軍の舞台で暴れる姿を見たいなと思っております。
『若狭敬一のスポ音』

明日の「スポ音」コラムは「森野将彦一軍打撃兼作戦コーチに気になることを聞いてみた」です。作戦コーチの仕事は?オープン戦で盗塁が増えている理由は?開幕一軍メンバーや打順は決まりつつある?などなど。12時20分からです。ぜひお聞きください!
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) March 7, 2025
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お便り「Q.田中幹也選手のケガは大丈夫でしょうか?」
若狭アナ:
残念なニュースが今週、入りましたよね。
田中幹也選手は左有鉤骨骨折。
実戦復帰までおよそ2ヶ月の見込みですから、5月になりそうですよね。
今後、手術も予定しているということでした。
この球団の発表が出る前、3月3日、
今週の月曜日に私はナゴヤ球場に取材に行きまして、
田中選手に直接話を聞けたんですね。
球団発表があってからテレビ・ラジオでお伝えくださいということで、
今日になったわけですけれども、
左手に包帯巻いてましたね。
「どうしたの?」と言ったら、
田中幹也:
有鉤骨を骨折してしまいました。
ということだったんですが、
表情は全く落ち込んでおらず、
悔しいでしょうし、ショックだと思うんですが、
この現実をしっかり受け止めて、
前を向いて明るく前に進んでいる、そんな印象を受けましたね。
3月1日、くふうハヤテ戦、
教育リーグ、敵地で行われた試合の6回表の第4打席でファウルを打った瞬間に痛みを感じたということなんですね。
この左手有鉤骨なんですけれども、
これねスラッガーは結構、
長距離打者・強打者は、結構、色々な選手が骨折してるんですよ。
バットを持つ手の下のほうの手、
右バッターだったら左手、左バッターだったら右手の有鉤骨なんですが、
中村紀洋さんもそうですし、高橋周平選手もそうですし、
だいたいねこの有鉤骨って折っちゃう選手は多いんですよね。
手の平ありますよね。
手の平の手首にほど近いところの骨なんだそうです。
で、田中選手に話聞きますと、
田中幹也:
ファウル打った瞬間に「痛い」。
痛いのと同時に手のひらの中で骨がぐにゅっと動きました。
と。
聞いているだけで、もう、なんか、
「うわぁぁぁぇぇい」ってなりません?
バンとファウルを打った瞬間に、
痛いというのと手の平のこの手首に近いところの骨が、
手の中でぐにゅっと、
なんかね、時計回りに指でつねる感じで教えてくれたんですが、
グニュッと回転するというか、動くみたいな感じでした。
痛いぃ!!!
で、ボールカウントを細かく振り返ってくれました。
田中幹也:
それで3-2、
フルカウントになったんですね。
と。
「フルカウントで交代したの?」と言ったら、
田中幹也:
打席は一応、終えました。
フルカウントで代打に来る選手もかわいそうですし、
迷惑かけちゃいけないし、
自分もアピールしたかったんで、
その打席は終えました。
と。
ということは、そのまま見逃し三振か、フォアボールかと思うじゃないですか、
痛いんだもん。
「どうしたんですか?」と言ったら、
田中幹也:
センター前を打ちました。
と。
打ったんかい!!!
振ったんかい、バットっていう(笑)
賛否両論あると思います。
これは賛否両論あると思います。
もう痛いし、
たぶん有鉤骨が折れてるなっていう自覚はあったんだったら、
「もう、すみません、交代してください」か、
せめて迷惑かけちゃいけないんだったらもう振らずに終わればいいと思うんですが、
そこは、田中幹也っていう男はそういう男なんですね、きっとね。
アピールしたいし、
やっぱりもうユニフォーム着て戦闘モードになってる時っていうのはアドレナリンも出てですね。
立ち向かう男なんですよね。
センター前ヒットを打って交代したということで、
表情は先ほどもお伝えしましたが凄く明るくてですね、
最後に、
田中幹也:
強打者の証っすよ。
と言ってリハビリに向かって行ったっていうね。
有鉤骨を折るということは強打者の証でもあるということを彼は言って、
リハビリに向かって行った。
このね、田中幹也選手のファイト、熱さというのは僕は大好きなので、
結局、開幕2軍になりますし、
2ヶ月実戦復帰まで時間かかりますが、
また彼がですね、1軍の舞台で暴れる姿を見たいなと思っております。
【球団発表】中日・田中幹也が『左手有鉤骨鉤部骨折』と診断 今後は検査を継続、近日中に手術を行う予定 復帰には2ヶ月程度かかる見込み
中日・落合英二2軍監督、田中幹也の離脱にショック
田中幹也選手、前を向いています。