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■2025.02.17 中日スポーツ
「ブルペンで投げる変化球なんて自己満足」中日・涌井がキャンプで貫く数々の流儀 生命線の真っすぐを愚直に磨く#中日 #涌井 https://t.co/MBosQPNQMA
— 中日スポーツ (@chuspo) February 17, 2025
■2025.02.17 中日スポーツ
「ブルペンで投げる変化球なんて自己満足」中日・涌井がキャンプで貫く数々の流儀 生命線の真っすぐを愚直に磨く
涌井がシート打撃に投げると聞くと、今年もキャンプ終盤だと知る。涌井にとってその日は、変化球を初めて投げる日でもある。つまりここまでは全球真っすぐ。そんな投手は中日には皆無。球界を見渡してもほとんどいないと思う。キャンプ初日どころか、1月には変化球を投げ始めるのが常識だ。涌井が変化球を投げないのはベテラン特権で調整が遅いのではない。「若いころからそうでした」し、この春もブルペンに入る回数は若手より多いくらいだ。
「真っすぐを投げるのが一番しんどいし、だからこそ身につく。変化球は投げようと思えば、いつでも投げられる」
それこそ真っすぐこそ誰もがいつでも投げられる球種だが、彼が追い求めているのは単に「投げる」ことではない。試合になれば、最も多く投げる投球の生命線。太く、強くするために愚直に磨きをかける。一方で変化球は違う。
「ブルペンで投げる変化球なんて自己満足でしかない。こちら(自分)からの映像だけじゃ、何もわからない。打者の反応を見て初めてわかるんです」
変化量や回転数は、機器が教えてくれる。だが、野球は生身の勝負なのだ。大切なのはどれほど曲がったかではなく、打者の体勢はどう崩れたか。そのためには強い真っすぐは絶対条件。若いころに会得した投手の真理を、今も貫いている。
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Q.井上新監督になってチームの雰囲気はどうですか? → 中日・涌井秀章「若い子たちにとっては…」
中日・井上一樹監督、大野雄大&涌井秀章のシート打撃登板については…
涌井投手が語ります。