中日・仲地礼亜、休日に柳裕也と食事に出かける → そこでとあるデータを知って“有言実行”「やります」

■2025.02.16 中日スポーツ

有言実行“7分の6”…中日・仲地が柳に宣言した『初球ストライク』今春の対外試合初登板で打者7人を無安打


　仲地は練習が休日だった14日、柳と食事に出かけた。そこで予想もしなかったデータを知る。

　「実は初球のストライクをヒットにされる確率は、5％前後である」。もちろん打率の話ではない。しかし、誰もが見落としがちだが「ヒットかアウトか」ではないのだ。空振り、ファウル、見逃しでストライクを取る。それらを含めれば「5％」。しかも、初球ストライクの得点は「被出塁率が1割下がる」。勇気をもらった。背中を押された。「やってみます」。それがこの日のマウンド。結果は明白だった。

　この日の中日の打者は初球ボール（21）とバント（2）を除くと7打数2安打。見逃しが8、ファウルが5、空振りが1だった。つまり21分の2。DeNAはボールが13で6打数1安打（2ラン）。見逃しが10、ファウルが5、空振りが4で、25分の1だった。

　「やります」と宣言したころ、北谷の夜空には誕生日の前夜を祝うような花火が上がっていた。初球でストライクを取るべき理由と効果を知り、仲地はひと皮むけた。北谷からスマホで弟分の投球をチェックしていた柳からは「初球ストライク、完璧だったな」とメッセージが届いていた。有言実行の「7分の6」だった。

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仲地投手が明かしました。

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