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■2025.02.10 RONSPO
【独占】中日の井上監督は“立浪野球”の何をどう変えようとしているのか…「負の遺産とは言わないが『認められない』とあきらめた選手がいるのかもしれない」(RONSPO)#Yahooニュース #中日ドラゴンズhttps://t.co/s2oQQdrUNr
— 本格スポーツ議論ニュースサイト「RONSPO」 (@ronspo_com) February 9, 2025
■2025.02.10 RONSPO
【独占】中日の井上監督は“立浪野球”の何をどう変えようとしているのか…「負の遺産とは言わないが『認められない』とあきらめた選手がいるのかもしれない」
中日の沖縄キャンプのムードが一変した。
とにかく明るい。
井上監督が「Dirty Hustle(ダーティー・ハッスル)99」と名付けて自らバットを持つ投手へのノックは、笑いと情熱にあふれ、ファンも喜びもはや北谷名物となった。あまりもの激しさに初日にドラフト2位のルーキー吉田聖弥の足がつり、松葉杖を使って球場を去るという衝撃の展開もあったが、「時代錯誤だ」といった批判の声は起こらなかった。これも井上監督の人柄だろう。
「ほぼ毎日足を運ぶ」というブルペン、そしてフリー打撃でも、必ず選手に何やら話しかけてコミュニケーションを密に取っている。
――ガラっと雰囲気が変わりましたね。
「前任の立浪さんも気を使っていた方。ただ僕は昨年2軍を預からせていただいたので、その延長線という形で話ができています。2軍に降りてこなかったのは、細川成也、ライデル(マルティネス)、清水達也、松山晋也くらい。ほぼほぼみんなと接しています。僕の方針や性格を選手が、わかってくれているのがいい方に働いているんですよ」
――Z世代にはどういう接し方を心掛けていますか?
「それは選手によって変わる。冗談で接するときもあるし、真剣に練習を見て『それは何を意図しているのか』と聞いたり『今年はおまえに期待していいのか?』とハッパをかけたりもしている。僕なりにアレンジしながら声をかけています」
井上監督がコミュニケーションを大事にしている理由の原点には、現役時代の体験がある。1990年に鹿児島商高から投手としてドラフト2位指名され入団した井上監督は、2009年に引退するまで、星野仙一氏、高木守道氏、山田久志氏、落合博満氏の4人の監督の下でプレーした。
「僕を拾ってくれたのは星野さん。僕は星野さんに声をかけられると、いつも冗談で返していた。当時の主力だった立浪さん、中村武志さん、山本昌さん、山崎武司さんら先輩方によく言われた。『監督に冗談で返すのはおまえくらいやぞ』と。でも僕の中では計算していました。何も考えずに対応していたわけじゃないです。監督に話しかけられて気分を悪くする選手はいませんよね。そして自分で言うのもなんですが、星野さんは、僕を可愛がってくれたと思うんです」
星野氏と対照的だったのは落合氏だ。
「逆に寡黙だった落合監督は、何を考えているのかわからない。冷静にいつも判断していたんでしょうが、なんかパッとした言葉を求めている選手が、声をかけられないという空気を感じていました」
その経験をもとに導きだしたのが星野流の『喋る監督』である。
「だから選手が欲しがっているものを与えてあげたい」
Z世代の若者をマネジメントするには、適しているとされる“モチベーター監督”なのだろう。
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中日・井上一樹監督「もちろん経験の木下、どちらかというと打棒の宇佐見、それから僕が2軍でずっと見てきた石橋。石橋をちょっと使いたいなと思うんだけども、ただ、いかんせんブルペンを見ていて新人の石伊が…」
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井上監督が明かしました。