■2025.02.06 中日スポーツ
中日・松中信彦コーチ×荒木雅博さん特別対談 細川、石川昂弥、福永らへの本塁打量産プラン明かす:中日スポーツ・東京中日スポーツ #中日ドラゴンズ #松中信彦 #荒木雅博 #細川成也 #石川昂弥 #福永裕基 https://t.co/5Uqy7P6vlE
— 中日スポーツ (@chuspo) February 5, 2025
■2025.02.06 中日スポーツ
中日・松中信彦コーチ×荒木雅博さん特別対談 細川、石川昂弥、福永らへの本塁打量産プラン明かす
荒木「ところで、もしかしたらバンテリンドームナゴヤが来年から狭くなるかもしれない。松中さん、城島(健司)さん、井口(資仁、元ロッテ監督)さん、小久保(裕紀、ソフトバンク監督)さんら、そうそうたるメンバーの打撃練習を私はずっと見てました。その人たちがあの広いバンテリンに来たとしたら、今の飛ばなくなった球でもばんばんホームランを打つと思うんですよ。今の選手は『広いから打てないんだ』と、なんか逃げ道にしている感じがある」
松中「飛ばないのは私たちの時代も同じ。そこに王(貞治)監督という存在がいて、私や小久保さんは練習の時に8割、9割スタンドに入れる。それも中段よりも上を狙え、と。練習は120%の力で振ってスタンドに入れなさい、と。試合になると120%なんて振れない、80%ぐらいしか振れないから」
荒木「私から見たら120%出してない。80%ぐらいでした(苦笑)」
松中「あの練習があったから、(ホームランテラスのない)あの広い球場で40発を超えたっていうのはある。今回、中日に来て一番思ったのは、みんながきれいに打とうとして荒々しさがない。体重移動もあまりしない。その場で回転する。そういう選手が多い印象。それではあの広くて(外野フェンスの)高いバンテリンでは、たぶん練習でも入らないんじゃないか」
荒木「まあ入らないですね」
松中「そこは変えていかないといけないかな。考え方を変えて。広いからホームランが出ない、得点が少ないでは…。クリーンアップだけは、ほぼスタンドに入れさせる練習をさせます。ばかすかスタンドに入れる練習を1年やることによって来年、再来年につながってくると思う。もし試合前の練習でそれをするのがイヤであれば、アーリーワークを毎日入れて、振り込ませる。そうすることによって何が起きるかっていうと、すぐにバンテリンで本塁打が増えるわけはないけど、そのバンテリン3連戦が終わって次、東京ドーム、神宮や横浜に行ったら簡単にスタンドに入るから」
荒木
松中「そう。そこで打っていれば気持ちが楽になる。その代わり、そういう球場で1週間やってバンテリンに戻ったら、また元に戻って飛ばないから、もう一回やる。その繰り返しの一年になるんじゃないかな。そうしたい。何を言いたいかっていうと、弱い時のホークスも井口だったり城島とか私とか、若い時で変わった。今、ドラゴンズには若い有望な選手がたくさんいる。そこを教えてあげて、しっかりやっていけば何年か後には強いチームに。その子たちを中心としてやっていく方が、強いドラゴンズが戻ってくるんじゃないかと私は思っている」
荒木「松中さんの口から何年後かに、と言われるのは本当だと思う。今年やって、今年そのまま結果が出ますよ、という世界ではない」
松中「継続してやっていくことが大事。そういうところを教えていく」
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中日・松中信彦コーチ、中日ドラゴンズ沖縄春季キャンプ初日を見て感心していたことが…?
中日・松中信彦コーチの就任時、とある選手から連絡が来る「しごいてください」 → 松中信彦コーチ「覚悟しとけよ」「彼がレギュラーを掴むとチームとしても凄く大きいですし、期待はしているので…」
松中コーチが語りました。