■2025.01.18 RadiChubu-ラジチューブ-
中日・大野雄大投手、サカナクション「新宝島」と共に歩む復活の一歩
自主練で魅せた人柄
オフシーズンもナゴヤ球場で自主練を欠かさない大野投手の姿を、佐藤は取材で何度も目にする機会がありました。その中で特に印象に残っているのは、大野投手の明るい人柄だといいます。
ある肌寒い日のこと。いつもより多くの報道陣が集まっていた球場で、自主練習を始める前の大野投手が「今日は俺のために来てくれてありがとう!」と、茶目っ気たっぷりに声をかけてくれたそうです。その一言で、張り詰めていた空気がパッと明るくなったことを、佐藤はよく覚えているといいます。
ベテランでありながら、このようにチームのムードメーカーとしての一面も持ち合わせている投手です。
「新宝島」との出会い
移動中に、サカナクションをよく聴いているという大野投手。
「新宝島」を打席登場曲に選んだ理由を尋ねた佐藤に、大野投手はこう答えてくれたそうです。
「特に『新宝島』は、メロディーがいいんです。曲調がバッターボックスに向かうときに盛り上がるし、皆さんが知っている曲だから、場内も盛り上がるからいいよね」
実は、この楽曲との出会いには、チームメイトとの思い出も関係していました。
以前ドラゴンズに在籍していたソロイ・アルモンテ選手が「新宝島」を登場曲として使用していた時期があり、その頃から「あっ、この曲いいな」と感じていたそう。
しかし、現役選手との楽曲の重複を避けたいという配慮から、アルモンテ選手の退団後まで使用を待ったという、大野投手ならではの気遣いがあったといいます。
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大野雄大投手が明かしました。