■2024.12.28 47NEWS
400本塁打超えの強打者がポツリと言った「基本的にバッティングは嫌いなんです」・中村紀洋さん プロ野球のレジェンド「名球会」連続インタビュー(45)https://t.co/4RYsKqfYxD
— 47NEWS (@47news_official) December 28, 2024
■2024.12.28 47NEWS
400本塁打超えの強打者がポツリと言った「基本的にバッティングは嫌いなんです」・中村紀洋さん プロ野球のレジェンド「名球会」連続インタビュー(45)
▽阪神ファンはすごく集中してプレーを見ている
本塁打は狙わないと打てないと思ってます。僕は「ヒットの延長がホームラン」はないと思うんですよ。ライト方向にヒットを打ちにいって、スタンドへは絶対入らないんで。ある程度、力を入れてスイングをした中で、当たればホームランっていうイメージ。それでミスショットしたのがヒット。全球、ホームランを狙ってました。ストライクでも打てないボールは見逃す。打てそうなコース、高さは手を出して狙ってました。(2000年は39本塁打と110打点で2冠)30本は打ちたいと思った。30本の壁ってのは、すごく分かったんですよ。19本から20本は簡単。29本から30本っていう、その壁が味わいたかった。
01年の46本塁打はローズのおかげです。ローズと競い合ってたというか、僕が打つことによって(3番ローズと)勝負せざるを得ない状況をつくらないと駄目だと思ってたので。(5番の)礒部公一も打ってくれたから(4番の中村さんと)勝負せざるを得ない。そういうかみ合わせが、うまく回った。もともとは僕が3番だったんですよ。ローズが4番。礒部のところまで右打者、左打者、左打者なんですよね。だから、僕が終わったら左ピッチャーが出てくる。それを当時の梨田昌孝監督が嫌がって入れ替えたんです。
プロに入ってホームランの気持ち良さを一番味わったのは阪神戦。カーンって打球が上がるでしょ。すると、大観衆から「おっ」って声が聞こえるんです。そして1、2秒の間、シーンとなる。これが気持ちいいんです。それで5万人が「あーあ」ってなったらホームラン。拍手が起こればアウトです。あの沈黙の1秒、2秒と5万人のため息は甲子園だけ。阪神ファンは特に集中してプレーを見てるんですよ、やっぱり。甲子園は意外と(大阪市出身の)僕のファンが多かった。声を結構かけられたりしてたんですよ。「ノリさん、打ってもええけど、試合は勝たしてくれ」っていうのが多かった。
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中村紀洋さんが語ります。