■2024.12.23 中日スポーツ
■2024.12.23 中日スポーツ
高2の秋は“背番号なし”…中日のドラフト6位・有馬恵叶 ひと冬で球速と制球安定させた源は「自分はできる」
「何で転ぶんよ! 負けちゃったじゃん!」。少年が声を荒らげながら握った拳を相手にぶつけていた。母・三恵さん(51)が当時勤めていた銀行で行員を対象にして開催した運動会での一コマ。リレーで三恵さんの前でこけた前の走者に怒っていたのが当時2歳の有馬少年だった。たたいていた相手が部署の上司だったため三恵さんは一瞬肝を冷やしたというが、「私の子どもだなぁ」と見つめていた。
「とにかく一番じゃないと嫌だった」と本人も認める筋金入りの負けず嫌い。負けん気な性格はすぐに個人競技の分野で発揮されていった。2歳から始めた水泳、3歳から始めた柔道では高い身長と長い手足を生かして活躍。走り幅跳びの選手としても県上位に食い込むレベルだった。
団体競技へと変わったのは小学1年のとき。2学年上の兄・桜叶(さくと、19)さんと一緒にソフトボールチーム「和霊ジュニア」へ入団。小学6年のときは長い手足を生かしたウインドミルから投じる真っすぐを武器にチームを全国大会でベスト16まで導いた。
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Q.身長が伸びる秘訣は? 中日ドラフト6位・有馬惠叶「枕をせずに寝たりとか」 Q.枕をしないほうが伸びる? 有馬惠叶「いや知らないですけど…(笑) 枕しなかったら伸びるんじゃないかなと」
中日ドラフト6位・有馬惠叶、プロ入りへの意気込みを語る「まずは…」
有馬投手のスポーツ歴です。