MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』、中日新助っ人のカイル・マラーについて「まだ27歳なので、NPBで好投すれば…」

■2024.12.15 MLB Trade Rumors（@mlbtraderumors）さん / Twitter / X

NPB’s Chunichi Dragons have signed a former #Athletics pitcher:https://t.co/kzdciidEHM pic.twitter.com/OF4O0vHU1H

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NPBの中日ドラゴンズがカイル・マラーと契約
マーク・ポリシュク著 ｜ 2024年12月15日 午前7時46分（中部夏時間）

日本からの複数の報道によると、中日ドラゴンズは左腕投手のカイル・マラーと契約した。マラーはシーズン終了後にアスレチックスの40人ロースターから外された後、フリーエージェントを選択し、日本プロ野球で新たなキャリアを切り開くことになる。

2016年のドラフトでブレーブスに2巡目で指名されたマラーは、アトランタのファーム時代にベースボール・プロスペクタスのトップ100プロスペクトリストの常連だったが、マイナーリーグでの成績は圧倒的というよりは安定していた。マラーは2021年にMLBデビューを果たし、2021-22シーズンにアトランタで12試合49イニングを投げて防御率5.14を記録した後、 2022年12月にショーン・マーフィーがアトランタに移籍することになった3チーム間のトレードでブレーブスがマラーをアスレチックスに送り込んだ。

オークランドで先発する機会が増えたマラーは、2023年に77イニングで防御率7.60という低さを記録し、苦戦の末に先発ローテーションの座を失った。この左投手は2024年にリリーフ投手としてのみ起用され、49 1/3イニングで防御率4.01、与四球率5%を記録した。四球がマラーの以前のメジャーリーグでの大きな問題であったことを考えると、制球力の向上は大きな前進だ。三振を奪える投手ではなかったマラーだが、2024年の奪三振率17.8%は、通算記録17.9%とほぼ一致した。

マラーはマイナーリーグのオプションが切れているため、アスレチックスは彼を指名権付きに指定し、8月に初めて完全放出しなければならなかった。オプションの年がないことは、北米野球の観点でマラーにとって今後の障害となるだろう。そして、2025年シーズンをDFAの宙ぶらりん状態やウェーバーワイヤーを行き来しながら過ごすことになるとしたら、保証付き契約でドラゴンズに投げるという選択肢は、おそらくさらに魅力的だっただろう。マラーはまだ27歳なので、NPBで好投すればメジャーに復帰する時間は十分にある。