
■2024.12.03 RadiChubu-ラジチューブ-
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メジャーから取り入れる
川上「ようやくドラゴンズも今風になってきたのかな。じゃあ今風って何だろう?って言うと、アメリカの物を取り入れようとするじゃないですか。メジャーリーグですよ」
日本ではGM制度を取り入れたり、球団 OBではない人にコーチを任せるなどメジャーリーグのやり方を取り入れてきました。近年ではデータ野球があります。
川上「メジャーリーグはチームのスタッフの中に野球をやったことがない人もいます。野球をやったことがなくても調べるのは詳しいとか、そういう人は多いです」
メジャーの監督
川上「アメリカの監督は、結構、マイナーリーガーで終わってる人が多いんですよ」
マイナーリーグをよく知ってる人は、選手の気持ちがわかるので、うまくチームを引っ張っていけると続ける川上さん。
川上「僕もアメリカでマイナーにいましたけど、マイナーはそういうところを勉強する部分も多くて、二軍から一軍に上がれた人は、二軍で結果を残したから呼ばれたんだとは思わない」
一軍に欠員が出たとしても、自分と同じポジションでないと上に上がれません。
二軍で調子が良くてもなかなか呼ばれず、そのうちに状態が悪くなり、ついには一切呼ばれなくなる選手もいるそうです。
二軍選手の気持ち
川上「そういう環境は上から見てるとわからない。監督がその我慢を経験していることは大きいと思うんですよ」
二軍で「そろそろ一軍に呼ばれそうだな」というピッチャーはわかるそうです。また選手同士でも「お前、次呼ばれるよ」という話になるとか。
例えば右ピッチャー。一軍で左ピッチャーが落ちた場合、自分ではなく、左ピッチャーで過去に一軍で1、2回しか活躍したことのないピッチャーが上がることになります。
川上「その時の、ずっとやってた人の気持ちは『え?何なの?』ってなってくるんです。井上監督はそれがわかると思うので、大きいような気がしますね」
下積みの経験を知る井上監督に期待する川上さん。
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