■2024.11.30 週刊ベースボールONLINE
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過小評価されている? 目を見張る打撃指標を残した「中日の強打者」は
「遅咲きの星」として
福永は苦労人だ。天理高、専大を経て日本新薬ではドラフト候補として注目されたが、指名漏れが続いた。心が折れなかったから今がある。入社4年目で中日からドラフト7位で指名を受けた。勝負強い打撃は、大舞台の都市対抗など「負けたら終わり」の一発勝負を経験したことが糧になっている。
福永は「入社した日本新薬ではプロテインを扱う部署でした。出社日数は……(笑)。シーズン中は週によっては行かない場合もありました。社への貢献として都市対抗は絶好のアピール機会。大勢の方から声援を受ける大舞台です。2年目の2020年からスタメンで出してもらっていました。その年は、東京五輪の影響でプロ野球のドラフト後の開催。指名漏れのあとに2本塁打。また頑張ろうと、自分を成長させてくれて社にも大会にも感謝しています」と振り返っている。
支配下全体で最後の69番目で指名されてから2年。レギュラーに手が届く位置にはい上がってきた。まだまだ発展途上の28歳は「遅咲きの星」として走り続ける。
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中日・福永裕基、沖縄秋季キャンプで打ちまくる → 「特にああしろ、こうしろと打撃のアドバイスはコーチから無かったです。実は9月から…」
中日・森野将彦コーチが名前を挙げた、“落合ノック”で成長した自身の姿と重なる1人の中日選手
福永選手が明かしました。