■2024.10.31 RadiChubu-ラジチューブ-
脱臼するとどうなる?中日OB・英智が実体験を語る
痛くない体勢を探る
メジャーリーグでは、大谷翔平選手が盗塁の際、左肩を亜脱臼してしまいました。亜脱臼について英智さんが経験を交えて解説しました。
英智「僕も、右も左も何度もやりましたから他人事じゃないです。脱9(臼)じゃなく脱10ぐらいやりました。とにかく痛いんですよ」
治ってきたかなと思って守備練習開始。めいっぱい腕を伸ばして捕球した時にまた外れたことがあったそうです。
また、大谷選手は、ランニングをする時だけ胸の前に手を当てて左腕を振らないようにして走っていました。あの行動についても解説しました。
英智「あの心境もすごくわかるんですよ」
西武ドームで左腕を脱臼した時、そのまま登録抹消になり、ひとりで電車で名古屋に帰ることになったそうです。
とにかく左腕が痛くて、痛くない姿勢を探したんだとか。ズボンのポケットに手を入れても痛いし、上着のポケットに入れても痛い。唯一痛くないのが、ベルトのバックルに指先を引っかけている体勢だったそうです。
鞄を右手でぶら提げて、フーテンの寅さんみたいにジャケットを肩からかけて移動。その姿を鏡越しで見た時には、ちょっと恥ずかしくなったと言います。
英智「だからあの胸の位置に手を置いて、走る気持ちがすごくわかります」
胸に手を当てる理由
三浦「亜脱臼したんだけども大谷選手、今日の試合も出てたじゃないですか。できるものなんですか?」
英智「意外にできる。僕が左腕を脱臼した時は、バットのスイング自体はそれほど痛くなかったんですけども、腕を伸ばしてボールを捕る動作や、腕を振って走る時に負担が大きかったです」
左腕をかばいながらであれば、なんとかプレーはできるようです。
英智「胸に手を当てているのは、悪いことやって、お前、何か心当たりないか?って、ずっと思案してるわけじゃないんです」
自身の経験に、オチまでつけた脱臼の解説でした。
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英智さんが語りました。