■2024.10.30 RadiChubu-ラジチューブ-
中日ドラフト1位・金丸夢斗投手の成長の秘訣は「自主性」?
アマチュア時代から凄まじい実績
兵庫県出身の金丸投手は兵庫県の神港橘高校から関西大学へ入学。177cm、77kgです。
今年の3月には侍ジャパンに選出され、2イニングパーフェクトという結果を出しました。
彼は関西大学が所属するリーグで、去年の秋から72イニング連続で自責点ゼロ。
つまり、去年の秋から今年の秋にかけて、自分の責任で取られた点はありません。
その状態で大学での登板を終えました。
アマチュア時代から実績が凄まじいピッチャーです。
成長の秘訣は「自主性」?
そんな金丸投手を成長させてきたものは「自主性」と語る光山。
さかのぼること、金丸投手が高校3年生の時。
コロナ禍で甲子園が中止になってしまい、甲子園を目指すことができませんでした。
そしてこの時、コロナ禍で全体練習があまりなかった分、 自分で考える練習が必然と多かったといいます。
そのため「何をすればいいのか」という自分で考える練習が多かったとか。
進学した関西大学も自主性を重んじる大学だったので、金丸投手は「高校で身についていた自主性が大学でも活きました」と振り返ったそうです。
例えば、大学3年生春の時に膝の怪我をした時。それをきっかけに練習を思い切って変え、それが結果いい方向に繋がっていったそうです。
この時に、ストローを使う独自のトレーニングを考案。
呼吸をうまく使いながら身体の内側を鍛えるトレーニングで、様々な情報とアドバイスを基に自分で考えて取り入れていったということです。
大学監督も太鼓判
関西大学の小田監督も金丸投手については「野球もそれ以外でも主体的に動ける。練習は主体的に考えて取り組んでいた。他人に流されることもなかったし、普段から自分がやるべきことをしっかりやっている。そういう姿勢が良かった」と評価しているとのこと。
さらに考え方も非常に謙虚なので、このことも成長の礎になっていたと分析。
大学1年生の頃から「あ、この子は成長するだろうな」と思ったほど、監督も太鼓判を押していたそうです。
金丸投手、与えられた自主性と持ち前の性格が生み出した、大学4年間での急成長だったことがうかがえます。
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「自主性」が良い方向に向かったようです。