中日・米村明シニアディレクター、環太平洋大・徳山一翔について言及「“即戦力”というのは…」

■2024.17 16 スポーツナビ

“大豊作”大学生を敏腕スカウトが徹底評価「10年に1人」「未来の侍J」の声も


徳山一翔（環太平洋大／投手、177cm、87kg、左左）

米村スカウト評
　140キロ前後の変化球は、ものすごくコントロールが良く、打ち取っていくことはできます。真っすぐは150キロ出るのですが、たまに何球か……その150キロの真っすぐを投げると制球がバラけてしまうので、“即戦力”というのは難しいのかなと思います。左でいいものは持っている投手なので、変化球で抑えて満足するのではなく、「真っすぐで抑えてやる！」という気持ちが欲しいですね。

橿渕スカウト評
　140キロ台後半のキレのいい真っすぐを右打者のインコースにどんどん投げ込めるところが彼のストロングポイント。一昨年も昨年も明治神宮大会ですごくいいピッチングをするなど、全国大会（神宮球場）に来ると好投するのですが、リーグ戦では好不調の波が激しく……いろいろ調べたら、彼は柔らかいマウンドだと苦戦し、硬いマウンドが好きらしいです。その点では今の時代のプロの硬いマウンドに合っている投手なのかなと思います。マウンドが柔らかいとリリースがズレたりする、そういう部分も含めて評価していきたいです。

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米村シニアディレクターが言及です。

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