■2024.10.03 東海ラジオ
『Live Dragons!Special 2024年9月28日放送分 中日ドラゴンズ 井上一樹二軍監督インタビュー』
…
森アナ:
非常に若手が育ってきて、1軍で活躍している選手も何人かいます。
例えば具体的な名前を挙げるなら松木平投手なんかは監督、
嬉しい活躍じゃないですか?
井上監督:
松木平は野球に対する姿勢が素晴らしいですよね。
まぁ例を挙げていくと、
今年の春先、期待をされていた高橋宏斗が、
「やはり、ちょっともういかん。これは2軍に落とすわ。ちょっと面倒を見てやってくれ」と、
立浪監督からそういうふうな連絡が来た時に、
まぁ彼もWBCに行って、
例えばお手本となる先輩達、ダルビッシュ、山本由伸、
色々なピッチャーを見てきて、
「俺もこういった形で活躍したい。そういうピッチャーになりたい」というような。
でもどこかでちょっとその、なんですかね、
日本の球界でやるんじゃなくて、
「俺は、そのうち、きっちりメジャーに行くぜ」という、
そっちばっかりが膨らんじゃって、
だから、何でしょう?
今は名古屋で、ドラゴンズでね、
頑張って、本当にエース級になる。
そしてそれを何年か続けて、
その時に胸を張って行くというなら話は別なんですけど、
ちょっと勘違いした形で、やっぱり入っていたんですよね。
そこで先ほど名前が出た松木平、
これは同級生なんですよ。
で、松平と高橋宏斗は凄く仲が良いんで、
高橋宏斗には、ちょっと僕も2,3回かな、個人的にも色々な話をして、
お前がもしちょっとでも鼻が伸びているようなことがあれば、俺は折る仕事だ。
そして今のままだと絶対に自信だけ、それは過信やぞと、
そればっかり思っているから、
「次に投げた時には大丈夫ですよ」というような軽い考えだったら、
そうはいきませんよ、この世界というようなことを、
この1ヶ月間、開幕ローテーションに入ってグルグル回って、
10勝,15勝というように描いていたかもしれないけれども、
もう1ヶ月遅れているんだと、
でもこの1ヶ月をムダにするなと。
その時にどういった形で試合に入っていくのか。
準備、それから登板の時の心構え、野手との連携、
で、みんなに見られている態度、姿勢というふうなものを、
事細かく気をつけてごらんと。
そしたら周りから見る目が変わってくると。
宏斗が投げるのに、
「あ~、あいつが投げるんだったら、まぁええわ」と言う気持ちに、
もし野手がなったら、
ファインプレーの1個も2個も出ないよって。
で、そういう時に限って、エラーが出ちゃうよって、
だから信頼関係を得るためには、お前の必死さが大事やと。
そんな話を色々したら、
松木平と宏斗が常に名古屋の時も遠征先でも一緒にいるんですよ。
遠征先の食事会場に2人で、小さな画面で1軍の試合を見ながら、
野球を語っているんですよ。
朝、ランニングに行って汗びっしょりになって僕が帰ってきたりすると、
もうそこで、2人でストレッチだったり、ウエイトトレーニングとかをやっていたり準備をするわけですよ。
いや、こいつら凄いなと。
そういうような準備力とか、
次に投げるための責任とかというようなことが分かってきたなと。
だから、その気持を忘れずにずっとやっていけば、
1ヶ月遅れた分はすぐに取り戻せるからという。
そこだけはもう本当に常に野球のシーズンだけは考えてやれということが、
ある意味、実現してくれたので、
だから、今日もたまたま高橋宏斗はいましたけど、
「ほら、みて見て、あの1ヶ月はムダじゃなかっただろ」と。
「いや、本当にそうです」という話をしてくれたのでね、
僕も気持ちも良かったし、
なんか指導者冥利に尽きるというか、
そういうような気持ちになりましたね。
森アナ:
本当にあの2人が良い相乗効果を生みあっているんですね?
井上監督:
いや、これは、でも、
今年、宏斗は12勝という形にはなりますけど、
マツキは2勝。
でも、これが来年、再来年とずっと続けることが大事だよということもね、
もっと本当にビッグになる、なってやるという気持ちと、
でも原点を忘れるなということは、
これからも言い続けたいと思います。
『Live Dragons!Special 2024年9月28日放送分 中日ドラゴンズ 井上一樹二軍監督インタビュー』
/
— TOKAI RADIO【公式】FM92.9MHz/AM1332kHz (@tokairadio) October 3, 2024
井上一樹二軍監督インタビュー、完全版を #PODCAST で‼️
\
「Live Dragons! Special」#中日ドラゴンズ #井上一樹 二軍 #監督 インタビュー‼️
ON AIRでお届けできなかったトークもお聴き頂けます✨
🔽コチラからhttps://t.co/68QJiuHzT0#中日 #ドラゴンズ #TOKAIRADIO #ライドラ #radiko pic.twitter.com/yQYZ3pH2Cq
…
森アナ:
非常に若手が育ってきて、1軍で活躍している選手も何人かいます。
例えば具体的な名前を挙げるなら松木平投手なんかは監督、
嬉しい活躍じゃないですか?
井上監督:
松木平は野球に対する姿勢が素晴らしいですよね。
まぁ例を挙げていくと、
今年の春先、期待をされていた高橋宏斗が、
「やはり、ちょっともういかん。これは2軍に落とすわ。ちょっと面倒を見てやってくれ」と、
立浪監督からそういうふうな連絡が来た時に、
まぁ彼もWBCに行って、
例えばお手本となる先輩達、ダルビッシュ、山本由伸、
色々なピッチャーを見てきて、
「俺もこういった形で活躍したい。そういうピッチャーになりたい」というような。
でもどこかでちょっとその、なんですかね、
日本の球界でやるんじゃなくて、
「俺は、そのうち、きっちりメジャーに行くぜ」という、
そっちばっかりが膨らんじゃって、
だから、何でしょう?
今は名古屋で、ドラゴンズでね、
頑張って、本当にエース級になる。
そしてそれを何年か続けて、
その時に胸を張って行くというなら話は別なんですけど、
ちょっと勘違いした形で、やっぱり入っていたんですよね。
そこで先ほど名前が出た松木平、
これは同級生なんですよ。
で、松平と高橋宏斗は凄く仲が良いんで、
高橋宏斗には、ちょっと僕も2,3回かな、個人的にも色々な話をして、
お前がもしちょっとでも鼻が伸びているようなことがあれば、俺は折る仕事だ。
そして今のままだと絶対に自信だけ、それは過信やぞと、
そればっかり思っているから、
「次に投げた時には大丈夫ですよ」というような軽い考えだったら、
そうはいきませんよ、この世界というようなことを、
この1ヶ月間、開幕ローテーションに入ってグルグル回って、
10勝,15勝というように描いていたかもしれないけれども、
もう1ヶ月遅れているんだと、
でもこの1ヶ月をムダにするなと。
その時にどういった形で試合に入っていくのか。
準備、それから登板の時の心構え、野手との連携、
で、みんなに見られている態度、姿勢というふうなものを、
事細かく気をつけてごらんと。
そしたら周りから見る目が変わってくると。
宏斗が投げるのに、
「あ~、あいつが投げるんだったら、まぁええわ」と言う気持ちに、
もし野手がなったら、
ファインプレーの1個も2個も出ないよって。
で、そういう時に限って、エラーが出ちゃうよって、
だから信頼関係を得るためには、お前の必死さが大事やと。
そんな話を色々したら、
松木平と宏斗が常に名古屋の時も遠征先でも一緒にいるんですよ。
遠征先の食事会場に2人で、小さな画面で1軍の試合を見ながら、
野球を語っているんですよ。
朝、ランニングに行って汗びっしょりになって僕が帰ってきたりすると、
もうそこで、2人でストレッチだったり、ウエイトトレーニングとかをやっていたり準備をするわけですよ。
いや、こいつら凄いなと。
そういうような準備力とか、
次に投げるための責任とかというようなことが分かってきたなと。
だから、その気持を忘れずにずっとやっていけば、
1ヶ月遅れた分はすぐに取り戻せるからという。
そこだけはもう本当に常に野球のシーズンだけは考えてやれということが、
ある意味、実現してくれたので、
だから、今日もたまたま高橋宏斗はいましたけど、
「ほら、みて見て、あの1ヶ月はムダじゃなかっただろ」と。
「いや、本当にそうです」という話をしてくれたのでね、
僕も気持ちも良かったし、
なんか指導者冥利に尽きるというか、
そういうような気持ちになりましたね。
森アナ:
本当にあの2人が良い相乗効果を生みあっているんですね?
井上監督:
いや、これは、でも、
今年、宏斗は12勝という形にはなりますけど、
マツキは2勝。
でも、これが来年、再来年とずっと続けることが大事だよということもね、
もっと本当にビッグになる、なってやるという気持ちと、
でも原点を忘れるなということは、
これからも言い続けたいと思います。
中日・福永裕基の2024年シーズン月別成績 シーズン終盤、凄まじい好成績で締めくくる
中日・立浪和義監督「スタンスを、ちょっとだけ狭めようか。そしてコマがクルッと回転する感覚で振ってみよう。そうするとお前の一番の欠点である低めの変化球の見極めができるようになるはず」
井上監督が語りました。